データを選択してスプレッドシートとして表示する

データを CICS® PA Plug-in にロードした後、「CICS PA Sheet」ビューで、データのすべてまたはサブセットをスプレッドシートとして選択し、表示することができます。

データがまだ CICS PA Plug-in にロードされていない場合は、CICS PA Plug-in に CSV データをロードする のタスクのステップに従って CSV データをロードするか、データベースへの接続 のタスクのステップに従ってデータベースに接続してから、続行してください。

「Project Explorer」ビューで初めてファイルをクリックすると、CICS PA Plug-in がデータの分析を実行します。分析が完了するのに数秒かかる場合があります。分析が完了すると、ファイルの横にプラス・アイコン (Linux® では矢印) が表示されます。そのアイコンおよびそれに続くアイコンをクリックすると、ファイルが展開され、ファイル内容が次に示す順序でカスケード表示されます。

次の画面キャプチャーでは、TESTF フォルダー内のファイル sample.csv に、さまざまな時間間隔を使用して開始日付と開始時刻ごとに分けられたデータが含まれています。開始時刻 03:55:00.000 にはアプリケーション ID APOC3C1 が含まれており、そこには 2 つのトランザクション ID が含まれています。

「Project Explorer」ビューで、CSV ファイルおよびすべてのブランチが展開されたフォルダーを表示した画像。

「Project Explorer」ビューから単一のトランザクション ID、複数のトランザクション ID、単一の時間枠、複数の時間枠、単一の日付枠、複数の日付枠、またはこれらの組み合わせを選択できます。選択した後、さらに分析を進める前に「Sheet」ビューでデータをスプレッドシートとして表示できます。「Sheet」ビューについては、このトピックの後の部分に説明されています。

単一のデータ・エレメントを選択して表示する

単一のデータ・エレメントを選択するには以下のステップを実行してください。
  1. ファイルの横のプラス・アイコン (Linux では矢印) をクリックして、「Project Explorer」ビューでファイルを展開します。表示するデータ・エレメントが見つかるまでこの操作を繰り返します。
  2. データ・エレメントをクリックします。選択項目を右クリックして 円グラフのアイコンSheet view」をクリックします。選択されたデータは「Sheet」ビューでスプレッドシートとして表示されます。
  3. オプションとして、選択項目を右クリックし パフォーマンス・ヒストリーのアイコンPerformance history」をクリックして、ポップアップ・メニューで分析タイプを 1 つ選択することも可能です。詳しくは、データの分析トピックを参照してください。

複数のデータ・エレメントを選択して表示する

開始日付、開始時刻、アプリケーション ID、またはトランザクション ID の任意の組み合わせでデータを選択して表示できます。複数のデータ・エレメントを選択するには以下のステップを実行してください。
  1. ファイルの横のプラス・アイコン (Linux では矢印) をクリックして、「Project Explorer」ビューでファイルを展開します。表示するデータが見つかるまでこの操作を繰り返します。
  2. 表示する最初のデータ項目を左クリックして強調表示します。これはトランザクション ID、アプリケーション ID または時間枠の場合があります。
  3. Shift または Ctrl キーを使用して続く複数のデータ項目を選択します。
  4. 選択項目を右クリックして 円グラフのアイコンSheet view」をクリックします。選択されたデータは「Sheet」ビューでスプレッドシートとして表示されます。
  5. オプションとして、選択項目を右クリックし パフォーマンス・ヒストリーのアイコンPerformance history」をクリックして、ポップアップ・メニューで分析タイプを 1 つ選択することも可能です。詳しくは、データの分析トピックを参照してください。

「Sheet」ビュー

「Sheet」ビューで、データの一部または全データをスプレッドシートとして表示できます。列名をクリックして各列のデータをソートしたり、必要に応じてスプレッドシート内で列の位置を変更できます。「Sheet」ビューでは、さらに詳しく分析するために 1 つ以上のトランザクションを選択し、それを新規の「Sheet」ビューまたは 1 つ以上のグラフィカル・ビューで表示できます。

「Sheet」ビューを次の画面キャプチャーに示します。ビュー・タブを見ると、データ・ソースが sample.csv ファイルであり、44 レコードがあることが分かります。タブの下にある情報行は、データへのパスと、データを表示するために選択されたツリー・ノードを示しています。

サンプル・スプレッドシートのデータを含む「Sheet」ビューの画面キャプチャー

「Sheet」ビューは選択されたデータ・ソースのすべてのデータ・フィールドを表示します。しかし、データの量によっては、問題のある状態を見つけ出すのが難しい場合もあります。ソート機能を利用することで、データのサブセットを選択してさらに分析できます。

サブセットを選択した後、それを右クリックし、パフォーマンス・ヒストリーのアイコンPerformance history」をクリックして、レポート・オプションの 1 つを選択してさらにデータを分析します。

データの分析に関する追加情報は、関連したリンクを参照してください。

関連資料
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