NetView(R) Web アプリケーション

この README ファイルには、Tivoli(R) NetView for z/OS(R) バージョン 6 リリース 2 の NetView Web アプリケーション・コンポーネントに関する情報が記載されています。

このファイルは、以下のカテゴリーに分かれています。


NetView Web アプリケーションのインストール計画

NetView Web アプリケーションは、以下のプラットフォームで使用可能です。

NetView Web アプリケーションは、以下の 4 つのコンポーネントで構成されています。

NetView Web アプリケーションをインストールする前に、組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 と IBM WebSphere Application Server のどちらを Web サーバーとして使用するかを決める必要があります。 組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 イメージは、32 ビット構成としてインストールされます。この組み込み版 WebSphere は、NetView Web アプリケーションのインストール/パッケージの自己解凍型イメージ内に統合されています。 組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 または IBM WebSphere Application Server がインストールされているマシンは、Web アプリケーション・サーバーと 呼ばれます。

インストール処理中に、InstallShield InstallAnywhere ウィザードによって、セットアップのプリファレンスを決定するための一連の短い手順が示されます。 「はい、組み込み版 WebSphere をインストールします」を選択すると、NetView Web アプリケーションのすべてのコンポーネント (4 つ) がインストールされて構成されます。 「いいえ、WebSphere はインストール済みです」を選択すると、3 つのコンポーネントのみがインストールされます (組み込み版 IBM WebSphere Application Server のインストールおよび構成は実行されません)。

インストール・イメージの一部として配布される組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 コンポーネントの正確なレベルは V8.0.0.12 です。以下は、詳細なバージョン情報です。

詳しくは、「IBM Tivoli NetView for z/OS インストール: 追加コンポーネントの構成 」資料を参照してください。


前提条件

ソフトウェア要件

WebSphere を Web サーバーとして使用する場合は、IBM WebSphere Application Server v8 が必要です。
また、サポートされるエディションは WebSphere v8.5 および v8.5.5 です。

組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 (NetView Web アプリケーションのインストール可能コンポーネント) を Web サーバーとして使用する場合は、別の WebSphere Application Server は必要はありません。

NetView Web アプリケーション日本語版は、NetView for z/OS 日本語版に接続されている場合にのみサポートされます。 NetView Web アプリケーション英語版は、NetView for z/OS 英語版に接続されている場合にのみサポートされます。

最終的なインストール占有スペースは、Windows の場合はおよそ固定ディスク・スペース 950 MB、UNIX システムの場合は 950 MB です。
重要: NetView Web アプリケーションのインストールおよびデプロイメントの間、Windows でのシステム一時スペース (%TEMP%) と UNIX での /tmp ファイル・システムのために、合計ディスク・スペース要件が大きくなります。 またデプロイメント・フェーズにおいて、ターゲット・インストール・ディレクトリーに、最終インストール占有スペースとして記述されているディスク・スペースよりも大きなディスク・スペースが必要になります。 つまり、一時スペース用に少なくとも 1.5 GB を、さらにターゲット・インストール・ディレクトリー用に 1.5 GB をシステムに確保しておくようお勧めします。

ご使用の Windows または UNIX システムに、少なくとも 2 GB のメモリーが推奨されます。 プラットフォーム Linux on System z にインストールする場合、少なくとも 2 GB の仮想メモリーが NetView Web アプリケーション用に使用可能であることが特に重要です。

NetView Web アプリケーションは、以下のオペレーティング・システムでサポートされます。

サポートされる Web ブラウザー

NetView Web アプリケーションでサポートされる Web ブラウザー・バージョン (英語および日本語) は、以下のとおりです。

ハードウェア要件

上記の「ソフトウェア要件」セクションにリストされている個々のプラットフォーム (Windows、AIX、Linux on System z、Linux) をサポートするハードウェア。

IBM Websphere Application Server v8 Advanced Edition の追加のハードウェア要件については、 該当するプラットフォーム用の WebSphere 資料を参照してください。


修正ファイルの選択

インストールするファイルは、Tivoli NetView for z/OS DVD 配布メディアのディレクトリー「webapp」の下にあります。

以下のファイルが、NetView Web アプリケーションの一部として配布されます。

znetview_webapp_win.exe Windows 用 InstallAnywhere イメージ
znetview_webapp_aix.bin AIX 用 InstallAnywhere イメージ
znetview_webapp_zlinux.bin Linux on System z 用 InstallAnywhere イメージ
znetview_webapp_ia32linux.bin Linux on x86-32/x86-64 用 InstallAnywhere イメージ
znetview_webapp_readme_en.htm この README ファイルの英語版
znetview_webapp_readme_ja.htm この README ファイルの日本語版
znetview_webapp.gen 保守ファイル
znetview_webapp_silent_install.rsp サイレント (無人) インストール・オプション・テンプレート・ファイル


NetView Web アプリケーションのインストール/アンインストール

NetView Web アプリケーションのインストールおよびアンインストールに関する一般情報

アンインストール - 重要な情報: インストール - 重要な情報:

Windows への NetView Web アプリケーションのインストール

注: 始める前に、まず『インストール - 重要な情報』セクションを読んでください。

サポートされる Windows プラットフォームに NetView Web アプリケーションをインストールするには、以下の手順に従ってください。

インストールのヒント:

CD から NetView Web アプリケーションをインストールするには、次のようにします。

               ---- または ----

HTTP ダウンロードによって NetView Web アプリケーションをインストールするには、以下の手順に従ってください。以下は英語のみの対応となります。

znetview_webapp_win.exe ファイルを実行すると、InstallShield InstallAnywhere セットアップ・ウィザードが起動します。

注:
Windows 用の znetview_webapp_win.exe を実行すると、最初の InstallAnywhere パネルが表示されます。このパネルで、インストールに使用される JVM (Java 仮想マシン) の準備が行われます。

次に、NetView for z/OS 6.2 の「スプラッシュ画面」が表示されます。InstallAnywhere ウィザードを開始する最初の画面が、その後すぐに表示されます。

必須ではありませんが、ターゲット・フォルダーのデフォルト・ディレクトリー名を使用することをお勧めします。 デフォルトのパスは「c:¥usr¥lpp¥netview¥v6r2」です。重要なのは、ターゲット・フォルダーのパス名に &、*、 または # などの特殊文字を使用しないことです。

Windows からの NetView Web アプリケーションのアンインストール

注: 始める前に、まず『アンインストール - 重要な情報』セクションを読んでください。

サポートされる Windows プラットフォームで NetView Web アプリケーションをアンインストールするには、以下の手順に従ってください。

AIX への NetView Web アプリケーションのインストール

注: 始める前に、まず『インストール - 重要な情報』セクションを読んでください。

CD から NetView Web アプリケーションをインストールするには、次のようにします。

               ---- または ----

HTTP ダウンロードによって NetView Web アプリケーションをインストールするには、以下の手順に従ってください。以下は英語のみの対応となります。

znetview_webapp_aix.bin ファイルを実行すると、InstallShield InstallAnywhere セットアップ・ウィザードが起動します。

注:
znetview_webapp_aix.bin を呼び出すと、AIX は次の状況メッセージを表示します。

         InstallAnywhere ウィザード・インストーラーを初期設定しています...
         Java(tm) 仮想マシンを準備しています...
         ...................................
         ...................................
         .........................

         InstallAnywhere ウィザード・インストーラーを実行しています...


この後に続く AIX インストールの InstallAnywhere パネルは、その他のプラットフォームでのインストール・シーケンスと同様です。

必須ではありませんが、ターゲット・フォルダーのデフォルト・ディレクトリー名を使用することをお勧めします。 デフォルトのパスは「/usr/lpp/netview/v6r2」です。

AIX からの NetView Web アプリケーションのアンインストール

注: 始める前に、まず『アンインストール - 重要な情報』セクションを読んでください。

AIX から NetView Web アプリケーションをアンインストールするには、以下の手順に従ってください。

Linux on System z への NetView Web アプリケーションのインストール

注: 始める前に、まず『インストール - 重要な情報』セクションを読んでください。

Linux システムで NetView Web アプリケーションをインストールするには、以下の手順に従ってください。

CD から NetView Web アプリケーションをインストールするには、次のようにします。

               ---- または ----

HTTP ダウンロードによって NetView Web アプリケーションをインストールするには、以下の手順に従ってください。以下は英語のみの対応となります。

znetview_webapp_zlinux.bin ファイルを実行すると、InstallShield InstallAnywhere セットアップ・ウィザードが起動します。

注:
znetview_webapp_zlinux.bin を起動すると、Linux システムから以下の状況メッセージが表示されます。

         InstallAnywhere ウィザード・インストーラーを初期設定しています...
         Java(tm) 仮想マシンを準備しています...
         ...................................
         ...................................
         .........................

         InstallAnywhere ウィザード・インストーラーを実行しています...


この後に続く Linux on System z インストールの InstallAnywhere パネルは、その他のプラットフォームでのインストール・シーケンスと同様です。

必須ではありませんが、ターゲット・フォルダーのデフォルト・ディレクトリー名を使用することをお勧めします。 デフォルトのパスは「/usr/lpp/netview/v6r2」です。

Linux on System z からの NetView Web アプリケーションのアンインストール

注: 始める前に、まず『アンインストール - 重要な情報』セクションを読んでください。

Linux on System z から NetView Web アプリケーションをアンインストールするには、以下の手順に従ってください。

Linux on x86-32/x86-64 への NetView Web アプリケーションのインストール

注: 始める前に、まず『インストール - 重要な情報』セクションを読んでください。

Linux システムで NetView Web アプリケーションをインストールするには、以下の手順に従ってください。

HTTP ダウンロードによって NetView Web アプリケーションをインストールするには、以下の手順に従ってください。以下は英語のみの対応となります。

znetview_webapp_ia32linux.bin ファイルを実行すると、InstallShield InstallAnywhere セットアップ・ウィザードが起動します。

注:
znetview_webapp_ia32linux.bin を起動すると、Linux システムは以下の状況メッセージを表示します。

         InstallAnywhere ウィザード・インストーラーを初期設定しています...
         Java(tm) 仮想マシンを準備しています...
         ...................................
         ...................................
         .........................

         InstallAnywhere ウィザード・インストーラーを実行しています...


この後に続く Linux インストールの InstallAnywhere パネルは、その他のプラットフォームでのインストール・シーケンスと同様です。

必須ではありませんが、ターゲット・フォルダーのデフォルト・ディレクトリー名を使用することをお勧めします。 デフォルトのパスは「/usr/lpp/netview/v6r2」です。

Linux からの NetView Web アプリケーションのアンインストール

注: 始める前に、まず『アンインストール - 重要な情報』セクションを読んでください。

Linux から NetView Web アプリケーションをアンインストールするには、以下の手順に従ってください。


ポストインストール・カスタマイズ

NetView Web アプリケーション・コンポーネント「組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8」をインストール済みである場合は、下の 「組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 のポストインストール・カスタマイズ」セクションに進んで、実行する必要のある カスタマイズ手順を完了してください。

zNetViewWebApp.ear ファイルをインストールしてあり、WebSphere Application Server 内で NetView Web アプリケーションを実行するだけの場合でも、 ここで、次の「WebSphere Application Server のポストインストール・カスタマイズ」セクションを実行する必要があります。

WebSphere Application Server のポストインストール・カスタマイズ

:  これは、NetView Web アプリケーションのコンポーネントとして提供される組み込みの WebSphere ではありません。
このセクションでは、基本の WebSphere Application Server オファリングについて説明します。
web.xml ファイルの変更:

詳しくは、「IBM Tivoli NetView for z/OS インストール: 追加コンポーネントの構成 」資料を参照してください。


組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 のポストインストール・カスタマイズ

web.xml ファイルの変更:

詳しくは、「IBM Tivoli NetView for z/OS インストール: 追加コンポーネントの構成 」資料を参照してください。


セキュリティーの機能拡張

NetView for z/OS ホストへのログオンの保護

NetView ホストと Web アプリケーション・サーバー間の接続の保護

NetView ホストおよび Web アプリケーション・サーバーの証明書と鍵管理


NetView Web アプリケーションの開始/停止

nvsrvc コマンド

nvsrvc コマンドは、Web アプリケーション・サーバー (組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8) を起動するために使用されます。 AIX、Linux on System z、および Red Hat 環境では、nvsrvc コマンドを発行するときに .sh 拡張子を付ける必要があります (nvsrvc.sh)。 nvsrvc コマンドは、製品のインストール・パスの「bin」サブディレクトリーにあります。

UNIX 環境で組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 を停止するには、「nvsrvc.sh end」または「nvsrvc end webserver」コマンドを使用します。Windows 環境では、「nvsrvc end」または「nvsrvc end webserver」コマンドを使用して、組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 を停止します。

このコマンドのヘルプを表示するには、パラメーターを指定せずに nvsrvc コマンドを発行してください。

組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 の構成

組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 の起動

Web アプリケーション・サーバー上で組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 を起動するには、以下のコマンドを使用します。
   : 次のコマンドでは、D: ドライブがドライブの例として使用されています。

Web XML エディター・ユーティリティーの開始

このユーティリティーを使用すると、WebSphere および組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 で使用される web.xml ファイルを編集できます。 詳しくは、このコンポーネントで使用できるオンライン・ヘルプを参照してください。

ユーティリティーを開始するには、以下のコマンドを使用します。
   : 次のコマンドでは、D: ドライブがドライブの例として使用されています。

インターネット・ブラウザーの開始

ご使用のインターネット・ブラウザー (Mozilla または Internet Explorer) から NetView Web アプリケーションのサインオン・パネルを表示するには、 NetView for z/OS システムでタスク DSIWBTSK をアクティブにする必要があります。

組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 を使用している場合は、Web ブラウザーで次の URL にアクセスします。

ポート 9943 は、組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 用に構成されているデフォルト・ポートです。 別のポートを使用するようにこの構成を変更した場合、そのポートを URL に指定する必要があります。 デフォルト・ポート値の変更について詳しくは、nvsrvc コマンド情報を参照してください。

WebSphere を使用している場合は、Web ブラウザーで http://hostname:portnumber/netview/NetView4zosDomain/ にアクセスします。
HTTP Web サーバーおよび WebSphere Application Server がデフォルトの 80 以外のポートを使用するように 構成した場合、そのポートを URL 内のホスト名の後ろに指定する必要があります。 ホスト名とポートは、コロンで区切る必要があります。

有効なユーザー名 (NetView オペレーター ID) およびパスワードを使用して、NetView にサインオンしてください。


DBCS 日本語環境の特別な考慮事項

次の項目には、サポートされる日本語環境で NetView Web アプリケーションを 操作する場合に考慮する必要のある状態が記載されています。


最新ニュース

新しい機能拡張

ヒント

既知の問題

サービス・ヒストリー

資料の変更


ヘルプについて

技術情報について

弊社では、NetView Web アプリケーションに関する質問にお答えします。 標準の問題報告手順でお問い合わせください。

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オンラインで資料を検索するには、ご使用の Web ブラウザーで次のサイトにアクセスして、 「Learn」セクションで「Product Documenation and Manuals」を選択してください。

Tivoli 製品および資料に関するお客様のご意見をお待ちしています。 また、製品の改良につながるご提案も歓迎します。 資料に関する コメントまたはご提案は、次のいずれかの方法でお送りください。

サービス・レベルの判別

問題を報告する際は、Tivoli にお客様のサービス・レベルをお知らせいただく必要があります。 その方法については、Tivoli にお問い合わせいただいたときにご説明します。 インストール・ロケーションの doc サブディレクトリーにある、znetview_webapp.gen という名前のファイルを調べてください。 このファイルには、NetView Web アプリケーションの保守レベルがリストされています。

また、NetView Web アプリケーションにサインオンすると、アプリケーションのサービス・レベルが「製品情報」ビューに表示されます。


商標および著作権

以下は、各社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

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