この README ファイルには、Tivoli(R) NetView for z/OS(R) バージョン 6 リリース 2 モディフィケーション 1 の NetView Web アプリケーション・コンポーネントに関する情報が記載されています。
NetView Web アプリケーションは、以下のプラットフォームで使用可能です。
NetView Web アプリケーションは、以下の 4 つのコンポーネントで構成されています。
NetView Web アプリケーションをインストールする前に、組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 と IBM WebSphere Application Server のどちらを Web サーバーとして使用するかを決める必要があります。 組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 イメージは、32 ビット構成としてインストールされます。この組み込み版 WebSphere は、NetView Web アプリケーションのインストール/パッケージの自己解凍型イメージ内に統合されています。 組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 または IBM WebSphere Application Server がインストールされているマシンは、Web アプリケーション・サーバーと 呼ばれます。
インストール処理中に、InstallShield InstallAnywhere ウィザードによって、セットアップのプリファレンスを決定するための一連の短い手順が示されます。 「はい、組み込み版 WebSphere をインストールします」を選択すると、NetView Web アプリケーションのすべてのコンポーネント (4 つ) がインストールされて構成されます。 「いいえ、WebSphere はインストール済みです」を選択すると、3 つのコンポーネントのみがインストールされます (組み込み版 IBM WebSphere Application Server のインストールおよび構成は実行されません)。
インストール・イメージの一部として配布される組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 コンポーネントの正確なレベルは V8.0.0.12 です。以下は、詳細なバージョン情報です。
詳しくは、「IBM Tivoli NetView for z/OS インストール: 追加コンポーネントの構成 」資料を参照してください。
WebSphere を Web サーバーとして使用する場合は、IBM WebSphere Application Server v8 が必要です。
また、サポートされるエディションは WebSphere v8.5 および v8.5.5 です。
組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 (NetView Web アプリケーションのインストール可能コンポーネント) を Web サーバーとして使用する場合は、別の WebSphere Application Server は必要はありません。
NetView Web アプリケーション日本語版は、NetView for z/OS 日本語版に接続されている場合にのみサポートされます。 NetView Web アプリケーション英語版は、NetView for z/OS 英語版に接続されている場合にのみサポートされます。
最終的なインストール占有スペースは、Windows の場合はおよそ固定ディスク・スペース 950 MB、UNIX システムの場合は 950 MB です。
重要:
NetView Web アプリケーションのインストールおよびデプロイメントの間、Windows でのシステム一時スペース (%TEMP%) と
UNIX での /tmp ファイル・システムのために、合計ディスク・スペース要件が大きくなります。
またデプロイメント・フェーズにおいて、ターゲット・インストール・ディレクトリーに、最終インストール占有スペースとして記述されているディスク・スペースよりも大きなディスク・スペースが必要になります。
つまり、一時スペース用に少なくとも 1.5 GB を、さらにターゲット・インストール・ディレクトリー用に 1.5 GB をシステムに確保しておくようお勧めします。
ご使用の Windows または UNIX システムに、少なくとも 2 GB のメモリーが推奨されます。 プラットフォーム Linux on System z にインストールする場合、少なくとも 2 GB の仮想メモリーが NetView Web アプリケーション用に使用可能であることが特に重要です。
NetView Web アプリケーションは、以下のオペレーティング・システムでサポートされます。
オペレーティング・システム:
オペレーティング・システム:
注: AIX 7.1 では、WebSphere ランタイムにおける JDK 1.6 エラーを解決するために、APAR IV09585 パッチが必要になります。
詳しくは、http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21575120 を参照してください。
このエラーは、AIX 7.1 で znetview_webapp_aix.bin インストーラーを起動するとき、潜在的に発生する可能性があります。
端末では、このエラーは以下のメッセージで示されます。
エラー: ポート・ライブラリーの初期化に失敗しました: -125 エラー: Java 仮想マシンを作成できませんでした。 エラー: 致命的な例外が発生しました。プログラムは終了します。
このエラーは、AIX 6.1 では発生しません。
オペレーティング・システム:
z/OS x390 64 ビット・プラットフォームの場合、このアーキテクチャーで、 32 ビット・アプリケーションを「互換モード」または「許容モード」で稼働させるには、 互換ライブラリーをインストールする必要があります。
64 ビットの Linux on System z ディストリビューション上で互換モードで実行される NetView Web アプリケーションには、 64 ビットでコンパイルされたネイティブ・コードは含まれていません。
オペレーティング・システム:
IBM Websphere Application Server v8 Advanced Edition の追加のハードウェア要件については、 該当するプラットフォーム用の WebSphere 資料を参照してください。
インストールするファイルは、Tivoli NetView for z/OS DVD 配布メディアのディレクトリー「webapp」の下にあります。
以下のファイルが、NetView Web アプリケーションの一部として配布されます。
znetview_webapp_win.exe | Windows 用 InstallAnywhere イメージ |
znetview_webapp_aix.bin | AIX 用 InstallAnywhere イメージ |
znetview_webapp_zlinux.bin | Linux on System z 用 InstallAnywhere イメージ |
znetview_webapp_ia32linux.bin | Linux on x86-32/x86-64 用 InstallAnywhere イメージ |
znetview_webapp_readme_en.htm | この README ファイルの英語版 |
znetview_webapp_readme_ja.htm | この README ファイルの日本語版 |
znetview_webapp.gen | 保守ファイル |
znetview_webapp_silent_install.rsp | サイレント (無人) インストール・オプション・テンプレート・ファイル |
NetView Web アプリケーションのインストール/アンインストール
./znetview_webapp_aix.bin -i console
(「-i console」オプションを指定したコンソール・モードの呼び出しは、アンインストール・ランチャーでも使用できます)
インストール・ウィザードのデフォルト選択は、組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 で NetView Web アプリケーションが実行されている場合は セキュア接続です。
サンプル URL (プロトコルは https です。「s」を忘れないでください。):
https://hostname:9943/netview/NetView4zosDomain/ (セキュア接続)
サンプル URL (どちらかの URL にアクセスできます):
http://hostname:9980/netview/NetView4zosDomain/ (非セキュア接続)
https://hostname:9943/netview/NetView4zosDomain/ (セキュア接続)
注: 組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 コンポーネントをインストールした後で、接続をセキュアから非セキュアに変更するか、または非セキュアから セキュアに変更するかを決定する場合は、「セキュア・スクリプト」を使用してこの変更を行ってください。 詳細については、『組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 の構成』の下にあるセクション『セキュア・スクリプトの使用:』を 参照してください。
何らかのインストール・エラーが発生した場合、NetView サービス・サポート・チームがこれらのファイルを調査する必要が生じる可能性があります。
サポートされる Windows プラットフォームに NetView Web アプリケーションをインストールするには、以下の手順に従ってください。
インストールのヒント:
CD から NetView Web アプリケーションをインストールするには、次のようにします。
---- または ----
HTTP ダウンロードによって NetView Web アプリケーションをインストールするには、以下の手順に従ってください。以下は英語のみの対応となります。
znetview_webapp_win.exe ファイルを実行すると、InstallShield InstallAnywhere セットアップ・ウィザードが起動します。
注:
Windows 用の znetview_webapp_win.exe を実行すると、最初の InstallAnywhere パネルが表示されます。このパネルで、インストールに使用される JVM (Java 仮想マシン) の準備が行われます。
次に、NetView for z/OS 6.2.1 の「スプラッシュ画面」が表示されます。InstallAnywhere ウィザードを開始する最初の画面が、その後すぐに表示されます。
必須ではありませんが、ターゲット・フォルダーのデフォルト・ディレクトリー名を使用することをお勧めします。 デフォルトのパスは「c:¥usr¥lpp\netview¥v6r2m1」です。重要なのは、ターゲット・フォルダーのパス名に &、*、 または # などの特殊文字を使用しないことです。
サポートされる Windows プラットフォームで NetView Web アプリケーションをアンインストールするには、以下の手順に従ってください。
注:
上記の箇条書きの 1 番目で説明されているように、必ず「プログラムの追加と削除」プロセスを最初に完了してから、インストールされているファイルまたはフォルダー (サブディレクトリー) を削除するようにしてください。
また、web.xml ファイルに重要な更新を行った場合は、製品をアンインストールする前に、そのファイルを保管しなければならないことがあります。
CD から NetView Web アプリケーションをインストールするには、次のようにします。
---- または ----
HTTP ダウンロードによって NetView Web アプリケーションをインストールするには、以下の手順に従ってください。以下は英語のみの対応となります。
znetview_webapp_aix.bin ファイルを実行すると、InstallShield InstallAnywhere セットアップ・ウィザードが起動します。
注:
znetview_webapp_aix.bin を呼び出すと、AIX は次の状況メッセージを表示します。
InstallAnywhere ウィザード・インストーラーを初期設定しています...
Java(tm) 仮想マシンを準備しています...
...................................
...................................
.........................
InstallAnywhere ウィザード・インストーラーを実行しています...
この後に続く AIX インストールの InstallAnywhere パネルは、その他のプラットフォームでのインストール・シーケンスと同様です。
必須ではありませんが、ターゲット・フォルダーのデフォルト・ディレクトリー名を使用することをお勧めします。 デフォルトのパスは「/usr/lpp/netview/v6r2m1」です。
AIX から NetView Web アプリケーションをアンインストールするには、以下の手順に従ってください。
InstallAnywhere によってアンインストール・プログラムが実行され、すべての NetView Web アプリケーション・コンポーネントがアンインストールされます。
注:
上記の箇条書きの 1 番目で説明されているように、必ず、InstallAnywhere のアンインストーラー・ファイル znetview_webapp_aix_uninstall.bin を実行してから、インストールされているファイルまたはサブディレクトリーを削除するようにしてください。
「installp -u」または SMIT/SMITTY インターフェースによって NetView Web アプリケーション製品を アンインストールしないでください。
また、web.xml ファイルに重要な更新を行った場合は、 製品をアンインストールする前にこのファイルを保管しなければならないことがあります。
Linux システムで NetView Web アプリケーションをインストールするには、以下の手順に従ってください。
CD から NetView Web アプリケーションをインストールするには、次のようにします。
---- または ----
HTTP ダウンロードによって NetView Web アプリケーションをインストールするには、以下の手順に従ってください。以下は英語のみの対応となります。
znetview_webapp_zlinux.bin ファイルを実行すると、InstallShield InstallAnywhere セットアップ・ウィザードが起動します。
注:
znetview_webapp_zlinux.bin を起動すると、Linux システムから以下の状況メッセージが表示されます。
InstallAnywhere ウィザード・インストーラーを初期設定しています...
Java(tm) 仮想マシンを準備しています...
...................................
...................................
.........................
InstallAnywhere ウィザード・インストーラーを実行しています...
この後に続く Linux on System z インストールの InstallAnywhere パネルは、その他のプラットフォームでのインストール・シーケンスと同様です。
必須ではありませんが、ターゲット・フォルダーのデフォルト・ディレクトリー名を使用することをお勧めします。 デフォルトのパスは「/usr/lpp/netview/v6r2m1」です。
Linux on System z から NetView Web アプリケーションをアンインストールするには、以下の手順に従ってください。
InstallAnywhere によってアンインストール・プログラムが実行され、すべての NetView Web アプリケーション・コンポーネントが除去されます。
注:
上記の箇条書きの 1 番目で説明されているように、必ず、InstallAnywhere のアンインストーラー・ファイル znetview_webapp_zlinux_uninstall.bin を実行してから、インストールされているファイルまたはサブディレクトリーを削除するようにしてください。
「rpm -e」によって NetView Web アプリケーション製品をアンインストールしないでください。
また、web.xml ファイルに重要な更新を行った場合は、 製品をアンインストールする前にこのファイルを保管しなければならないことがあります。
Linux システムで NetView Web アプリケーションをインストールするには、以下の手順に従ってください。
HTTP ダウンロードによって NetView Web アプリケーションをインストールするには、以下の手順に従ってください。以下は英語のみの対応となります。
znetview_webapp_ia32linux.bin ファイルを実行すると、InstallShield InstallAnywhere セットアップ・ウィザードが起動します。
注:
znetview_webapp_ia32linux.bin を起動すると、Linux システムは以下の状況メッセージを表示します。
InstallAnywhere ウィザード・インストーラーを初期設定しています...
Java(tm) 仮想マシンを準備しています...
...................................
...................................
.........................
InstallAnywhere ウィザード・インストーラーを実行しています...
この後に続く Linux インストールの InstallAnywhere パネルは、その他のプラットフォームでのインストール・シーケンスと同様です。
必須ではありませんが、ターゲット・フォルダーのデフォルト・ディレクトリー名を使用することをお勧めします。 デフォルトのパスは「/usr/lpp/netview/v6r2m1」です。
Linux から NetView Web アプリケーションをアンインストールするには、以下の手順に従ってください。
InstallAnywhere によってアンインストール・プログラムが実行され、すべての NetView Web アプリケーション・コンポーネントが除去されます。
注:
上記の箇条書きの 1 番目で説明されているように、必ず、InstallAnywhere のアンインストーラー・ファイル znetview_webapp_ia32linux_uninstall.bin を実行してから、インストールされているファイルまたはサブディレクトリーを削除するようにしてください。
「rpm -e」によって NetView Web アプリケーション製品をアンインストールしないでください。
また、web.xml ファイルに重要な更新を行った場合は、 製品をアンインストールする前にこのファイルを保管しなければならないことがあります。
NetView Web アプリケーション・コンポーネント「組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8」をインストール済みである場合は、下の 「組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 のポストインストール・カスタマイズ」セクションに進んで、実行する必要のある カスタマイズ手順を完了してください。
zNetViewWebApp.ear ファイルをインストールしてあり、WebSphere Application Server 内で NetView Web アプリケーションを実行するだけの場合でも、 ここで、次の「WebSphere Application Server のポストインストール・カスタマイズ」セクションを実行する必要があります。
WebSphere エンタープライズ・アプリケーション・ウィザードを使用した
エンタープライズ・アプリケーション (zNetViewWebApp.ear ファイル) のインストール
注: 表示されるパネル情報は WebSphere の構成によって決まるため、次のステップはガイドとしてのみ使用してください。 例えば、グローバル・セキュリティーが使用可能になっていない場合、以下に列挙されているステップ中に「セキュリティー」関連のパネルは表示されないことが
あります。
また、デフォルト・バインディングが事前に構成されている場合、バインディング情報にはデフォルト設定が自動的に入力され、「バインディング」ウィンドウ・パネルは
表示されないことがあります。
Enterprise Application zNetViewWebApp.ear ファイルをインストールするには、次のようにします。
NetView Web アプリケーションを開始するには、次のようにします。
サポートされるプラットフォームから NetView Web アプリケーションをアンインストールするには、以下の手順に従ってください。
注: この先の手順に進む前に、web.xml ファイルに行ったカスタマイズを保管しておく必要があります。
注: WebSphere Application Server から zNetViewWebApp.ear ファイルをアンインストールしても、前にインストールされた NetView WebSphere アプリケーション・コンポーネントはアンインストールされません。 NetView WebSphere アプリケーションをアンインストールするには、『NetView Web アプリケーションのインストール/アンインストール』セクション内の、ご使用のプラットフォームに関する説明を参照してください。
日本語環境に関する重要な情報:
詳しくは、「IBM Tivoli NetView for z/OS インストール: 追加コンポーネントの構成 」資料を参照してください。
日本語環境に関する重要な情報:
詳しくは、「IBM Tivoli NetView for z/OS インストール: 追加コンポーネントの構成 」資料を参照してください。
NetView for z/OS ホストへのログオンの保護
ユーザーが NetView Web アプリケーションから NetView ホストへログオンできない場合、ユーザー ID を使用して 5 回連続してログオンに失敗したため、そのユーザー ID がロック・アウトされている可能性があります。これは、ユーザーが NetView ホストへログオンしようとすると、Web サイト http://www.ibm.com にリダイレクトされることで示されます。 ユーザーがロック・アウトされている場合、管理者は次のディレクトリー
install_location/ewas/profiles/profile
で userid_domain_settings.xml というファイルの名前を削除します。
userid_domain_settings.xml ファイルを手動で変更しないでください。変更すると、予期しない結果が生じる可能性があります。
NetView ユーザー ID のロックアウトの発生時に使用されていたブラウザー・インスタンスを閉じて、新規ブラウザー・インスタンスを開始する必要があります。
新規ブラウザー・インスタンスで NetView ホストへのログオンを再試行してください。
NetView ホストと Web アプリケーション・サーバー間の接続の保護
Web アプリケーション・サーバー (zNetViewWebApp.ear ファイルがインストールおよびデプロイされています) と z/OS NetView ホスト間のセキュア接続を使用可能にするには、ワークステーション・プロパティー・ファイル webapp_security.properties 内の構成値を更新する必要があります。
webapp_security.properties ファイルは次の場所にあります。このファイルは、zNetViewWebApp.ear を基本の WebSphere Application Server にインストールするためのものです。
webapp_security.properties ファイルは次の場所にあります。このファイルは、組み込み版の IBM WebSphere Application Server v8 へのインストールに使用されます (パスでは、例として Windows プラットフォームのデフォルトの インストール・ロケーションを使用しています)。
webapp_security.properties ファイルの指示に従います。値 SECURE_HOST_CONNECTION=TRUE は、z/OS NetView ホストへのセキュア接続を使用可能にするように Web アプリケーションに通知します。注: この SECURE_HOST_CONNECTION 設定に対する変更が Web アプリケーション側で認識されるようにするには、WebSphere Application Server (zNetViewWebApp.ear EAR ファイルがインストールおよびデプロイされています) を停止して (実行中の場合) 始動する必要があります。 詳しくは、セクション『NetView Web アプリケーションの開始/停止』を参照してください。
サポートされる暗号プロトコルおよび基礎となる暗号は、AT-TLS ルール・ファイル内の z/OS ホストの TTLSEnvironmentAdvancedParms 設定 (TTLSEnvironmentAction セクションにあります) によって決まります。ワークステーションの Web アプリケーション・コンポーネントでは、SSLv3、TLS v1.0、TLS v1.1、および TLS v1.2 の各プロトコルがサポートされます。これらの同じプロトコルを、AT-TLS ルール設定からもサポート (使用不可化または使用可能化) できます。 TLS v1.2 プロトコルは z/OS 2.1 でサポートされます。 また、CommServer 耐障害性 APAR PM62905 および System SSL APAR OA39422 のパッチが適用された z/OS 1.13 でも サポートされます。
注: NetView のルール・ファイルは、Communications Server の /usr/lpp/tcpip/samples/pagent_TTLS.conf ファイルに基づいており、z/OS USS (UNIX System Services) 領域 /usr/lpp/netview/v6r2m1/samples/at-tls にあります。CNMSJTLS サンプル・ジョブは、ルール・ファイルをこの場所から /etc/netview/at-tls ディレクトリーにコピーします。ご使用の z/OS システムは、ルール・ファイルおよび他の構成のための別のセットアップによって、既に AT-TLS 機能用にカスタマイズされていることがあります。この情報は、例として用意されている NetView のサンプルに基づいています。
ホストに対するインバウンドおよびアウトバウンドのデータ・フローを保護するには、AT-TLS 機能を有効にし、 z/OS Communications Server Policy Agent (PAGENT) を構成およびアクティブ化する必要があります。
PAGENT (S PAGENT) を開始する前に、AT-TLS 機能が TCP/IP スタックに対して有効になっていることを示すために、パラメーター TTLS を使用して TCPCONFIG ステートメントをセットアップする必要があります。これにより、ルール・ファイル従った、 z/OS 上でのセキュアなデータ・フローが使用可能になります。 このセットアップの例として、次のようなコマンドの呼び出しがあります (コマンドは PAGENT の開始を試行するより前に 実行する必要があります)。
または
TCPCONFIG TTLS を使用してコーディングされた TCP/IP プロファイルがシステム始動プロシージャーに組み込まれています。
注: 「z/OS Communications Server IP 構成ガイド」に示されるとおり、TCPCONFIG TTLS 値が指定されている場合は、AT-TLS 機能は (ポリシー・エージェントを使用して構成された) AT-TLS ポリシー情報を使用して、アプリケーション接続の処理方法を決定します。この VARY TCPIP,,OBEYFILE コマンドを使用して設定を変更すると、新しい接続のみが変更の影響を受けます。
また、ルール・ファイルを更新する場合には、変更が行われたことを CommServer ポリシー・エージェントに通知する必要があることに注意してください。 そのためには、次のコマンドを使用します。
Web アプリケーションが NetView ホストにサインオンできなくなる状況の要約:
SECURE_HOST_CONNECTION=FALSE の値が webapp_security.properties ファイルで指定されている場合は、 以下を確認する必要があります。
または
CommServer ポリシー・エージェントはアクティブですが、セキュア・インバウンド接続のために
ポート 8008 を使用して Web アプリケーションをコーディングする、NetView の AT-TLS
ルール・ファイル例を使用していません。
SECURE_HOST_CONNECTION=TRUE の値が webapp_security.properties ファイルで指定されている場合は、 以下を確認する必要があります。
考えられるシステム・ログ・メッセージに関する情報:
「S PAGENT」コマンドの発行後、次のようなメッセージがログに示される場合があります。
このメッセージは、ICSF (z/OS Integrated Cryptographic Services Facility) が開始されていないことを示しています。 AT-TLS 機能はスタックの TCP トランスポート層で System SSL の呼び出しを提供していますが、System SSL ソフトウェア・ アルゴリズムは ICSF に比べて最強の暗号サポートを提供することはできないことに注意してください。 例えば、FIPS 140-2 モードと、楕円曲線暗号のあらゆる使用では、AT-TLS グループの始動時に ICSF をアクティブにする 必要があります。 セキュア・データ・フローをより制限するための ICSF 使用の AT-TLS ポリシーを定義する際には、より強力な暗号、より大きな 鍵サイズ、および特殊なモードの操作 (例えば Suite B、FIPS 140-2) により、通常はパフォーマンスが低下することに 注意してください。
NetView ホストおよび Web アプリケーション・サーバーの証明書と鍵管理
NetView Web アプリケーションの重要な考慮すべきワークステーション・ファイル:
これらのファイルは、webapp_security.properties ファイルと同じサブディレクトリーにあります。
公開鍵、秘密鍵、および証明書要求を作成するために、多数の鍵管理ユーティリティーのうちの 1 つを使用することができます。そのようなツールの 1 つである ikeyman は、Web アプリケーションのインストール・イメージ (install_location¥_jvm¥jre¥bin ディレクトリーにあります) 内に含まれている Java 1.7 で使用可能です。
これらのファイルは、z/OS USS 上のロケーション /etc/netview/at-tls にあります。
公開鍵、秘密鍵、および証明書を作成するか、証明書をインポート/エクスポートするには、gskkyman という鍵管理ユーティリティーを z/OS で使用します。 gskkyman ユーティリティーを使用する場合、またはオプションでこれらの鍵リング・ファイルの鍵管理に ikeyman ユーティリティーを 使用する場合の説明については、USS ホストにある README を参照してください。
このコマンドのヘルプを表示するには、パラメーターを指定せずに nvsrvc コマンドを発行してください。
組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 コンポーネント内で NetView Web アプリケーションを実行しているときはいつでも、ツールを使用して 接続タイプをセキュアまたは非セキュアに設定することができます。 このツールは、NetView Web アプリケーションがインストールされている場所の「bin」サブディレクトリーにあります。 Windows の場合、スクリプト・ツールは "secure.bat" です。 UNIX の場合は "secure.sh" です。
セキュア・スクリプトのオプションは "y" か "n" のみです。 パラメーターを指定せずにスクリプトを実行すると、 使用できるオプションと簡単な説明が表示されます。
例えば、NetView Web アプリケーションの接続を AIX で非セキュアに設定する場合、 次のコマンドを ../bin サブディレクトリーから実行してください。
URL アクセス (http と https) およびポート番号に影響する詳細については、インストール - 重要な情報 にあるセクションの「接続について、セキュアおよび非セキュアを選択する場合の注意」を参照してください。
この server.xml ファイルでストリング invalidationTimeout を探します。 デフォルト値は 30 です。 この値を変更してファイルを保管します。 変更を反映させるには、Web サーバーを停止して再始動します。
(変更を保管する前に、このファイルのバックアップを作成しておくことをお勧めします。)
インストール時に設定された現行ポート値を照会するには、installation_location¥properties サブディレクトリーにある portdef.props ファイルを調べます。
変更する共通ポート値は WC_defaulthost (デフォルト: 9980) および WC_defaulthost_secure (デフォルト: 9943) です。
これら 2 つの値を変更するには、以下の 3 つのファイルを編集します。
これらのストリングを探し、変更を保管します。
変更を反映させるには、Web サーバーを停止して再始動します。
その 3 つのファイルは、次のとおりです。
(変更を保管する前に、3 ファイルすべてのバックアップを作成しておくことをお勧めします。)
Windows 環境では、次のコマンドを実行します。
cd D:¥usr¥lpp\netview¥v6r2m1¥bin
nvsrvc start webserver (または単に nvsrvc start)
UNIX 環境では、次のコマンドを実行します。
cd /usr/lpp/netview/v6r2m1/bin
./nvsrvc.sh start webserver (または単に ./nvsrvc.sh start)
ユーティリティーを開始するには、以下のコマンドを使用します。
注: 次のコマンドでは、D: ドライブがドライブの例として使用されています。
UNIX 環境では、次のコマンドを実行します。
cd /usr/lpp/netview/v6r2m1/wxe/bin
./WxeEditor.sh
ご使用のインターネット・ブラウザー (Mozilla または Internet Explorer) から NetView Web アプリケーションのサインオン・パネルを表示するには、 NetView for z/OS システムでタスク DSIWBTSK をアクティブにする必要があります。
組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 を使用している場合は、Web ブラウザーで次の URL にアクセスします。
WebSphere を使用している場合は、Web ブラウザーで http://hostname:portnumber/netview/NetView4zosDomain/ にアクセスします。
HTTP Web サーバーおよび WebSphere Application Server がデフォルトの 80 以外のポートを使用するように
構成した場合、そのポートを URL 内のホスト名の後ろに指定する必要があります。 ホスト名とポートは、コロンで区切る必要があります。
portnumber は、アプリケーション・サーバーの内部 HTTP または HTTPS トランスポート接続用のポート番号です。
NetView4zosDomain は、web.xml ファイルのサーブレット・マッピング定義で指定した名前 (組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8 を 使用している場合) か、または WebSphere のプリインストール・ステップの実行時に指定した値です。上記のカスタマイズ手順に従った場合、これは NetView for z/OS のドメイン名になります。
有効なユーザー名 (NetView オペレーター ID) およびパスワードを使用して、NetView にサインオンしてください。
次の項目には、サポートされる日本語環境で NetView Web アプリケーションを 操作する場合に考慮する必要のある状態が記載されています。
ワードパッドを編集に使用すると、ファイルの保管時に、一部の日本語文字が UTF-8 形式から正しく変換されません。 UTF-8 ロケールを処理できる別のエディターをご使用ください。
このセクションには、NetView Web アプリケーションの webserver (WebSphere アプリケーション・サーバーの server1) を、インストール済みコンポーネント 「組み込み版 IBM WebSphere Application Server v8」の Windows サービスとしてインストールおよび起動するために必要な情報が記載されています。
NetViewWebApp Windows サービスの当初の想定:
NetViewWebApp Windows サービスのインストール:
バッチ・ファイルの実行後、最後に次のようなメッセージが表示されます。
「IBM WebSphere Application Server v8 - NetViewWebApp サービスが正常に追加されました。」
これで、webserver は「NetViewWebApp」という Windows サービスになります。 Windows の「サービス」パネルで検索する名前は、次のようなフル・タイトルです。
「IBM WebSphere Application Server v8 - NetViewWebApp」
NetViewWebApp Windows サービスの開始:
これで、この「NetViewWebApp」サービスを「サービス」から開始/停止/使用不可にできるようになります。また、ディレクトリーを C:¥usr¥lpp¥netview¥v6r2m1¥ewas¥bin に変更して「WASService.exe」を実行すると、コマンド・プロンプトから (「サービス」パネルの場合と同様に) 実行できるその他のオプションが表示されます。
NetViewWebApp Windows サービスの使用:
NetViewWebApp Windows サービスの問題判別:
NetViewWebApp Windows サービスの除去:
このユーティリティーで「別名保管」フィーチャーを使用すると、Java ランタイムに関連した問題がいくつか発生します。 ファイルのオープン時のウィンドウに表示される現行ディレクトリーか、または既存のファイルにしか「別名保管」できません。
2 次 Web ブラウザー・パネルの「コマンドまたはメッセージの入力」フィールドで、 コマンド に対して「検索」を使用すると、結果のデータが壊れます。 このパネルが表示されるのは、日本語 Web ブラウザーから、メインの「Tivoli NetView ようこそ」パネルで 「NetView ヘルプ」オプション (「NetView サポート」見出しの下) を選択したときです。代わりの次善策として、NCCF または NetView コマンド行からこれと同じコマンド (「NetView ヘルプ」パネルから表示される) を 発行することもできます。
日本語版 Web ブラウザーを使用していて、信任状が除去されたか (例えば「サインオフ」ホット・リンクをクリックしたとき)、または期限切れになったときに、 他の NetView Web ページを表示しようとすると、ブラウザーに英語のエラー・メッセージ「CNM1210E No credentials exists to access NetView for z/OS CNM01」が 表示されます。
弊社では、NetView Web アプリケーションに関する質問にお答えします。 標準の問題報告手順でお問い合わせください。
以下は英語のみの対応となります。資料およびカスタマー・サポートについては営業担当員にお問い合わせください。
アメリカ合衆国のお客様は、電話 (1-800-IBM-Serv、#2) でもお問い合わせいただけます。
その他の国のお客様は、弊社 Web サイトで入手可能な「Customer Support Handbook」で問い合わせ先を調べてください。
Tivoli お客様サポートにご連絡の際は、サポート担当者が素早く対応できるように、貴社についての ID 情報をご用意ください。 会社の識別情報は、Web サイトで使用可能なさまざまなオンライン・サービスにアクセスするためにも必要になることがあります。
カスタマー・サポート Web サイトには、サポート・サービスについてのガイド (カスタマー・サポート・ハンドブック)、よくある質問 (FAQ)、および 全 Tivoli 製品についての資料 (リリース情報、Redbooks、および Whitepapers を含む) などの広範囲にわたる情報が用意されています。 一部の製品リリースでは、PDF と HTML の両方のフォーマットで一連の資料をご利用になれます。 一部の製品リリースでは、翻訳された資料もご利用いただけます。
Yahoo! の NetView グループでその他のサポートを受けることもできます。 これらのフォーラムは、NetView 開発者がモニターし、質問への回答や、ガイダンスの提供を行っています。 コードに問題があると考えられる場合は、お客様ご自身で PMR を開いて解決策を得ることができます。 Yahoo! の NetView グループの登録とアクセスについては、次に示す Web ページを参照してください。
オンラインで資料を検索するには、ご使用の Web ブラウザーで次のサイトにアクセスして、 「Learn」セクションで「Product Documenation and Manuals」を選択してください。
Tivoli 製品および資料に関するお客様のご意見をお待ちしています。 また、製品の改良につながるご提案も歓迎します。 資料に関する コメントまたはご提案は、次のいずれかの方法でお送りください。
問題を報告する際は、Tivoli にお客様のサービス・レベルをお知らせいただく必要があります。 その方法については、Tivoli にお問い合わせいただいたときにご説明します。 インストール・ロケーションの doc サブディレクトリーにある、znetview_webapp.gen という名前のファイルを調べてください。 このファイルには、NetView Web アプリケーションの保守レベルがリストされています。
また、NetView Web アプリケーションにサインオンすると、アプリケーションのサービス・レベルが「製品情報」ビューに表示されます。
以下は、各社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
本製品の使用許諾契約書は、本製品に含まれる第三者のソフトウェア・コードに適用される使用条件の詳細、および特定のソフトウェア・コードのライセンスに 基づき、IBM がお客様にあらかじめお知らせしなければならない注意事項とその他のお知らせについては、本書または本書が参照するファイルを参照するよう 記載しています。 関連する使用許諾条件、注意事項、およびお知らせは、本製品の DVD の ¥license ディレクトリー上の「LICENSE.TXT」ファイルおよび「NOTICES.TXT」ファイルで提供されています。 これらのファイルは、インストール・プロセスの一環として doc 製品インストール・ディレクトリーにもインストールされます。 本書の英語以外のバージョンの情報は、すべてお客様への 便宜のために掲載しているにすぎません。 英語バージョンのみが正式に発表されているものです。