IBM® Security Access Manager for Mobile フィックスパック 8.0.0-ISS-ISAM-FP0003 README

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お願い: 本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、本書の特記事項セクションに記載されている情報をお読みください。

日付: 2014 年 3 月 21 日


目次

  1. このパッチについて
  2. 修正された APAR および障害
  3. 新機能
  4. パッチのインストール前の作業
  5. パッチのインストール
  6. パッチのインストール後の作業
  7. パッチのアンインストール
  8. 資料
  9. 既知の問題、制約事項、および回避策
  10. 特記事項

フィックスパックについて

このフィックスパックは、IBM Security Access Manager for Mobile バージョン 8.0.0.3 の修正および新機能を提供します。


重要なお知らせ


フィックスパックの内容および配布

このフィックスパックには以下が含まれています。

このフィックスパックは、IBM Support Web サイト から電子ダウンロードとして配布されます。


このフィックスパックにより置き換えられるフィックスパック

8.0.0-ISS-ISAM-FP0001



修正された APAR および障害

フィックスパック 8.0.0-ISS-ISAM-FP0003 により修正された問題

このフィックスパックにより以下の問題が修正されます。

ワンタイム・パスワード・ログイン・ページの再選択ボタン

ワンタイム・パスワード・ログイン・ページでは、ユーザーがワンタイム・パスワード・プロバイダーを選択できます。デフォルトでは、このページは、ユーザーが選択を変更する場合に「再選択」ボタンをクリックするように設計されています。

アプライアンスをバージョン 8.0.0.3 にアップグレードする場合、既存のログイン・ページ・テンプレート・ファイルを「再選択」ボタン用に変更および更新する必要があります。

詳しくは、テンプレート・ファイルの変更を参照してください。

「責務によって許可」の選択の「認証によって許可」への変更

ポリシーの作成時に「責務によって許可」を選択した場合、ポリシーを保存して再度開くと、「認証によって許可」に変更されています。

リスク・スコア・ベースのアクセス・ポリシーを同時に実行した場合にシステムがリスク・スコアの計算に失敗する場合がある

リスク・スコアを計算するポリシーが、画像や JavaScript ファイルなど、ブラウザーにより同一ページから同時に読み込まれる複数のリソースに関連付けられている場合、システムはリスク・スコアの計算に失敗する場合があります。

マルチマスター・クラスター環境の分散セッション・キャッシュの安定度の修正

フィックスパック 8.0.0-ISS-ISAM-FP0001 により修正された問題

このフィックスパックにより以下の問題が修正されます。

IV52923
SYMPTOM: The isamcfg tool does not add the ssl-keyfile and ssl-keyfile-stash entries in WebSEAL configuration file when they are used to configure a WebSEAL instance.
IV52945
SYMPTOM: The otp.html and device_selection.html pages do not display correctly in Internet Explorer® 9. Run the isamconfig tool again to apply the fix. For more information, see Using the isamcfg tool.
IV52949
SYMPTOM: Saving of a risk profile fails when the profile contains more attributes than what the panel can fit.
IV52950
SYMPTOM: An error occurs when a large number of user session data is deleted by using the database maintenance page and the default transaction log is used.
IV52951
SYMPTOM: The attribute collector REST API does not work.

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新機能

新機能については、IBM Knowledge Center で説明されています。このリリースの新機能を参照してください。


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フィックスパックのインストール前の作業

ご使用の環境でリスク・エンジン・レポートを有効にしている場合、以下の作業を実行してください。

アップグレード前のリスク・レポートの保存

この作業について

バージョン 8.0.0.3 にアップグレードする場合、アップグレード前に生成したリスク・レポートは一切保存されません。

まだアップグレードを実行していない場合、以下の手順を実行して、リスク・レポートのコピーをエクスポートし、ローカルに保存してください。

手順

  1. ローカル管理インターフェースにログインします。
  2. 「モニター: 分析および診断」 > 「アプリケーション・ログ・ファイル」をクリックします。
  3. mga を展開し、エクスポートするリスク・レポートを選択します。
  4. 「エクスポート」をクリックしてファイルを保存します。

フィックスパックのインストール

シナリオ 実行する作業
アプライアンスを初めてインストールする iso イメージをダウンロードしてインストールします。
アプライアンスをバージョン 8.0.0.3 にアップグレードする .pkg ファイルをダウンロードし、 以下のオプションのいずれかを実行します。
オンライン更新サーバーを使用してアップグレードする。

手順


フィックスパックのインストール後の作業

正しいバージョンがインストールされたことを確認します。ローカル管理インターフェースから、「管理: システム設定」 > 「更新およびライセンス登録」 > 「概要」を選択します。

または、「管理: システム設定」 > 「更新およびライセンス登録」 > 「ファームウェア設定」にナビゲートすることもできます。アクティブ・パーティションに関連付けられている詳細を調べて、ファームウェア・バージョンが正しいことを確認します。


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フィックスパックのアンインストール

この作業について

ファームウェア更新をアンインストールすることはできませんが、アプライアンスを以前のバージョンのファームウェアにブートすることができます。詳しくは、ファームウェア設定の管理を参照してください。

手順

  1. ローカル管理インターフェースで、「管理: システム設定」 > 「更新およびライセンス登録」 > 「ファームウェア設定」を選択します。
  2. パーティションを選択し、「アクティブに設定」をクリックします。
  3. 「はい」をクリックして、パーティションのスワップに関する警告を受け入れます。これにより、以前のファームウェア・パーティションを使用してマシンがリブートされます。
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資料

IBM Knowledge Center にはこのリリースのすべての資料が用意されています。IBM Security Access Manager for Mobile バージョン 8.0.0.3 を参照してください。


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既知の問題、制約事項、および回避策

既知の問題、制約事項、および回避策に関する資料は、IBM Support サイトで提供されています。詳しくは、IBM Knowledge Center でリリース情報を参照してください。


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特記事項

本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものであり、 本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。 日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。 本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、または サービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。 これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の 製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。 ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの 評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。

IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。 本書の提供は、お客様にこれらの特許権について 実施権を許諾することを意味するものではありません。 実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。

〒103-8510
東京都中央区日本橋箱崎町19番21号
日本アイ・ビー・エム株式会社
法務・知的財産
知的財産権ライセンス渉外

以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。

IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、 商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示 もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。

国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が 禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。

この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。 本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、 改良または変更を行うことがあります。

本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、 便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものでは ありません。 それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部では ありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。

IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、 自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。

本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムと その他のプログラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、 および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、 本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。

IBM Corporation
2Z4A/101
11400 Burnet Road
Austin, TX 78758
U.S.A.

本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用すること ができますが、有償の場合もあります。

本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資 料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、 またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。

この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で決定されたものです。 そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。 一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、 その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。 さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。 実際の結果は、異なる可能性があります。 お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。

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IBM の将来の方向または意向に関する記述については、 予告なしに変更または撤回される場合があり、単に目標を示しているものです。

本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。 より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、 あるいは製品などの名前が含まれている場合があります。 これらの名称はすべて架空のものであり、 名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎません。


商標

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ITIL® は英国 Office of Government Commerce の登録商標および共同体登録商標であって、米国特許商標庁にて登録されています。

UNIX® は The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。

Cell Broadband Engine は、Sony Computer Entertainment, Inc.の米国およびその他の国における商標であり、同社の許諾を受けて使用しています。

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