「次へ」ボタンが使用不可である

この時点で、USB フラッシュ・ドライブをパーソナル・コンピューターに再挿入するよう求めるプロンプトが表示されます。USB フラッシュ・ドライブをパーソナル・コンピューターに戻しても「次へ」ボタンが使用不可である (グレー表示されている) 場合は、以下の処置を行って「次へ」ボタンを使用可能にします。「次へ」ボタンは、USB フラッシュ・ドライブがパーソナル・コンピューターに再挿入されたことが初期化ツールによって検出されない限り、使用不可のままになります。

このタスクの概要

各ステップの後に初期化ウィザードに戻り、「次へ」ボタンが使用可能かどうかを確認します。使用不可のままの場合は、以下の手順の次のステップから続行します。
注: 特別な断りのない限り、初期化ツールを実行しているパーソナル・コンピューターですべての確認と処置を行ってください。
初期化ウィザードで「次へ」ボタンを使用可能にするには、以下の手順を実行します。

手順

  1. USB フラッシュ・ドライブをパーソナル・コンピューターに再挿入するよう指示しているウィザードのパネルが表示されていることを確認します。
  2. USB フラッシュ・ドライブを USB ポートに静かに押し込んで、USB フラッシュ・ドライブがパーソナル・コンピューター上の USB ポートに完全に挿入されていることを確認します。
  3. USB フラッシュ・ドライブが、初期化ウィザードの開始時に使用したものと同じ USB ポートに挿入されていることを確認します。そうでない場合は、USB フラッシュ・ドライブを正しい USB ポートに移動します。
  4. エンクロージャーの背面で、初期化時に使用したキャニスターのシステム状況 LED (このイメージはシステム状況 LED を表します。) が永続的にオンになっていることを確認します。システム状況 LED はノード・キャニスター上に他の LED と一緒に配置されています。
    この図は、キャニスター上の LED を示しています。

    状況 LED が永続的にオンになっている場合は、5 に進みます。 状況 LED が永続的にオンでない場合は、ご使用のパーソナル・コンピューターに戻り、以下の確認と処置を行ってください。

    1. USB フラッシュ・ドライブを USB ポートから取り外します。
    2. USB フラッシュ・ドライブを USB ポートに再挿入し、パーソナル・コンピューターが USB フラッシュ・ドライブを認識したことを確認します。 USB フラッシュ・ドライブが認識されない場合は、IBM Support Web サイトにアクセスし、初期化ツール・パッケージをダウンロードします。 サポート・サイトに記載されている手順に従って、サポートされる USB フラッシュ・ドライブにこのツールを保存します。 このツールを USB フラッシュ・ドライブに保存した後、初期化ウィザードを再開します。
  5. 状況 LED が永続的にオンの場合、システムは正常に初期化されています。以下の手順を実行してシステムのセットアップを完了します。
    1. サポートされるブラウザーで、システムの管理 IP アドレスを入力します。 これは、初期化時に指定した IP アドレスです。
    2. ログイン・パネルで、デフォルトのユーザー名 superuser とデフォルトのパスワード passw0rd (「0」はゼロ) を入力します。
    3. システム・セットアップ・ウィザードを完了して、システムの基本設定を構成します。