IBM Extensions to the Dojo Toolkit
Atom ライブラリー、データ・ストア、およびウィジェット
概要:
このパッケージ ibm_atom は、Atom ライブラリー、AppStore、および Atom ウィジェットの 3 つの基本部分から構成されています。
各種のテスト・ケースと例も含まれています。
これらの部分は、それぞれ以下の機能を提供しています。
- Atom ライブラリー: このライブラリーには、3 つの異なるフィーチャーが含まれています。
最初は、ライブラリーの残りの部分をサポートする汎用ユーティリティー関数です。
次は、コンテンツ、個人、リンク、フィード、およびエントリーなど、Atom の各種部分のデータ・モデルです。
これらのデータ・モデルを使用して、AtomIO オブジェクトを定義します。
このオブジェクトは、Atom フィードと Atom Publishing Protocol (APP) に組み込まれている
各種機能へのラッパーです。
- AppStore: AppStore は、dojo.data (Read、Identity、および Write API) を実装することにより、
APP サービスに対する読み取りと書き込みを容易にします。AppStore は、標準的な API 仕様に準拠しているため、正確な実装を行っていなくても、APP サービスと対話できます。
また、APP を支える基盤に関する知識がなくてもエントリーを取り出して保管する機能も
サポートしています。
- Atom ウィジェット: このパッケージに含まれているのは、以下の 3 つのウィジェットです。
FeedViewer (フィードでのタイトルと日付のエントリーの表示用)、
FeedEntryViewer (FeedViewer での選択した Atom エントリーの詳細の表示用)、
および FeedEntryEditor (FeedEntryViewer と類似していますが、既存のエントリーを編集したり、
新規エントリーを作成したりすることができます)。
これらのコンポーネントについては、このドキュメンテーションの『参照』と『使用例』のセクションで説明します。
パッケージ構造:
IBM Atom ライブラリー、データ・ストア、およびウィジェットは、2 つの異なるパッケージで配布されます。
- IBM WebSphere Application Server Feature Pack for Web 2.0 インストーラーは、
以下に概説するパッケージ構造を <app_server_root>/web2fep/ajax-rt_1.X/ibm_atom にあるフォルダー内に配置します。
- スタンドアロン・パッケージには、/AjaxClientRuntime_1.X/ibm_atom にあるフォルダー内に所定のパッケージ構造が含まれています。
パッケージは、以下のように構成されています。
-
/data
-
/io
- /atom.js: The Atom library
-
/tests
- /data: AppStore 用のテスト・ファイルが入っているディレクトリー
- /widget: ウィジェット用のテスト・ファイルが入っているディレクトリー
-
/widget
- /templates: ウィジェット用のテンプレートが入っているディレクトリー
- /FeedEntryEditor.js
- /FeedEntryViewer.js
- /FeedViewer.js