バンドル・マニフェスト・ファイル (cics.xml) の <import> エレメントに CICS® バンドルの依存関係を定義するか、またはインポートします。
CICS リソースを CICS 領域で使用可能にする必要があるものの、リソースのライフサイクルを CICS バンドルのライフサイクルと結び付けないようにする場合、リソースを CICS バンドルの依存関係として追加することができます。 例えば、CICS バンドルに Web サービスのリソースが含まれている場合、Web サービスによって使用される PIPELINE リソースが CICS 領域で使用可能でなければならないように指定できます。 CICS バンドルをインストールすると、CICS は指定された名前を持つ指定されたタイプのリソースがインストールされ、CICS 領域で使用可能であることを検査します。
<import> エレメントで指定されたリソースが CICS 領域に存在しない場合に CICS が実行するアクションを選択できます。 例えば、バンドル・インストールが失敗した場合や、成功したものの警告メッセージが表示される場合などです。 インポートをオプションにして、依存関係が満たされていなくても常に BUNDLE リソースを有効な状態でインストールすることもできます。
プラットフォームにデプロイされるアプリケーションの一部としてパッケージ化される CICS バンドルで、専用リソースまたは公開リソースを依存関係として定義できます (これには、アプリケーションによって自動インストールされる専用プログラムも含まれます)。 CICS は、バンドル・マニフェスト・ファイルの <import> エレメントに含まれる CICS バンドルと同じアプリケーションに指定されたタイプと名前の専用リソースがあるかどうかを最初に検査します。 アプリケーションの複数バージョンがインストールされている場合、現行のアプリケーション・コンテキストによって、インポートされる専用リソースのバージョンが決定されます。 そのアプリケーションの専用リソースとしてリソースが検出されなかった場合、CICS は、指定したタイプと名前に一致する CICS 領域の公開リソースを検査し、そのリソースをインポートします。 専用リソースを他のアプリケーションからインポートすることはできません。