CICSplex Explorer ビュー

CICSplex Explorer ビューには、現行スコープ内の CICSplex の詳細が表示されます。

初期ビューには、接続での CICSplex が表示されます。 CICSplex の横の + アイコン (Linux では矢印) は、CICS® システムが CICSplex に定義されていることを示します。 CICSplex 名に続いて 2 つの数値が括弧内に表示されます。 2 番目の数値は CICSplex 内の CICS システムの総数を示し、1 番目の数値はアクティブな CICS システムの数を示します。

2 つの CICSplex が表示されている初期 CICSplex Explorer ビュー。

CICSplex 名の横にあるプラス・アイコン (Linux では矢印) をクリックすると、内容が展開され、「ワークロード管理」セクションと、CICSplex に含まれる CICS システムおよび CICS システム・グループが表示されます。 アクティブな CICS システムについては、そのアプリケーション ID がシステム名の後の括弧の中に示されます。 非アクティブ・システムについては、アプリケーション ID が示されず、アイコンがグレー表示されます。

展開された CICSplex が表示されている CICSplex Explorer ビューの画面取り。
「ワークロード管理」セクションと、CICSplex に含まれる CICS 領域および CICS システム・グループが表示されています。
各項目を展開してその内容を表示することができます。 「ワークロード管理」セクションを展開すると、CICSplex に含まれるワークロードが表示されます。
展開された CICSplex Explorer ビュー

アクティブなワークロードを展開すると、ワークロードに含まれるルーターとワークロード定義 (ルーティング・ルール ともいう) が表示されます。 非アクティブ・ワークロードは、それらのアイコンがグレー表示されて示されます。 ルーティング・ルールを展開すると、そのルールのターゲットの領域とトランザクション・グループが表示されます。 ターゲット領域名の後の括弧で囲まれたテキストは、ビューが最新表示されたときの領域の状況を示します。 状況の値は、以下のいずれかになります。
ACTIVE
ターゲットはワークロード管理に参加できます。
QUIESCING
ターゲットは静止状態に移行中です。新しいトランザクションはこのターゲットにルーティングされません。 現在このターゲットにルーティングされているトランザクションは、親和性関係が存在しなければ別のターゲットにルーティングされます。親和性関係が存在する場合、トランザクションは親和性存続時間の有効期限が切れるまで、このターゲットにルーティングされ続けます。ターゲットの親和性存続時間が PERMANENT の場合、無期限に QUIESCING 状態のままになることに注意してください。
QUIESCED
ターゲットはワークロード管理に参加できません。
状況に続く以下のテキストによって追加情報が示されます。
DUMPING
ターゲットはシステム・ダンプまたはトランザクション・ダンプを実行していることを示します。
SOS
ターゲットはストレージ不足であることを示します。
MAXTASKS
ターゲットは最大タスク数 (MXT) に達していることを示します。
STALLED
ターゲットは停止していることを示します。
状況が連結されることがあります。例えば、状況として ACTIVE DUMPING SOS が表示された場合、領域はストレージ不足であると同時にシステム・ダンプまたはトランザクション・ダンプを実行していることを示しています。

ビューは自動的には最新表示されないため、最新の状況を表示するには、ビューを最新表示する必要があります。