バージョン 5.1.1 の新機能

IBM® CICS Explorer® バージョン 5.1.1 の新機能と拡張された機能について説明します。

新機能 説明
完全修飾名のコピーと貼り付け

1 つ以上の名前を選択して完全修飾名をクリップボードにコピーし、必要な宛先 (例えば、エディターや別のウィンドウなど) に貼り付けることができるようになりました。 この機能が適用されるのは、データ・セット、データ・セット・メンバー、ジョブ名、z/OS® UNIX ファイル名およびディレクトリー名です。

詳しくは、データ・セットのアクション「ジョブ」ビューz/OS UNIX ファイル・ビューを参照してください。

ジョブ ID から完了済みジョブまたは実行中ジョブへのハイパーリンク

「コンソール」ビューでジョブ・エントリーのハイパーリンクをクリックすると、完了したジョブまたは実行中のジョブが「z/OS ジョブ」ビューに表示されます。

詳しくは、「コンソール」ビューを参照してください。

アプリケーション定義の編集

アプリケーション定義 (APPLDEF) を作成した後、それをインストールする前であればその編集が可能です。

詳しくは、CICS アプリケーション・プロジェクトのデプロイを参照してください。

アクティブ・プラットフォーム内の領域タイプへの CICS 領域の追加

プラットフォームがインストールされて実行中である場合、領域タイプに CICS 領域をさらに追加できます。

詳しくは、領域タイプへの CICS 領域の追加を参照してください。

アクティブ・プラットフォーム内の領域タイプからの CICS 領域の削除

プラットフォームがインストールされて実行中である場合、領域タイプから CICS 領域を削除できます。

詳しくは、領域タイプからの CICS 領域の削除を参照してください。

CICS バンドルへの OSGi アプリケーションの組み込み OSGi アプリケーション・プロジェクト (EBA ファイル) を CICS バンドルに追加するための新しいウィザードが用意されています。

ビューの変更

表 1. 既存のビューの変更
ビュー名 説明
「コンソール」ビュー ジョブ・エントリーがハイパーリンクとして表示されるようになりました。そのようなリンクをクリックすると、「z/OS ジョブ」ビューにジョブの結果が表示されます。
「データ・セット」ビュー このビューのコンテキスト・メニューから、新しいオプション「完全修飾名のコピー (Copy Qualified Name)」を利用できます。 これを使用すると、現在選択されているデータ・セット、または現在選択されているデータ・セット・メンバーの完全修飾名をコピーして、必要な宛先にそれらの名前を貼り付けることができます。
「ジョブ」ビュー このビューのコンテキスト・メニューから、新しいオプション「完全修飾名のコピー (Copy Qualified Name)」を利用できます。 これを使用すると、現在選択されているジョブの完全修飾名をコピーして、必要な宛先にそれらの名前を貼り付けることができます。
「z/OS UNIX ファイル」ビュー このビューのコンテキスト・メニューから、新しいオプション「完全修飾名のコピー (Copy Qualified Name)」を利用できます。 これを使用すると、現在選択されているファイルまたはディレクトリーの完全修飾名をコピーして、必要な宛先にそれらの名前を貼り付けることができます。