各ワークロード仕様には、デフォルトのターゲット・スコープがあり、1 つ以上の CICS® システムまたは CICS システム・グループが関連付けられます。
ターゲット領域グループのワークロード・ルーティングを実装するには、ルーティング領域またはルーティング・システム・グループをワークロード仕様に関連付ける必要があります。
手順
- 「ワークロード仕様」エディターの「ルーター」セクションで、「ルーターの追加」アイコン
をクリックします。 「ルーターの追加」ウィンドウが開き、CICSplex 内のすべてのシステムとシステム・グループが表示されます。
システムまたはシステム・グループが既にワークロードと関連付けられている場合は、名前の後にワークロード名が括弧で示されます。
- このワークロードのルーターとして割り当てるシステムまたはシステム・グループを選択します。
追加するシステム・グループに子の関連付けが存在する場合は、もう 1 つのワークロードとの関連付けを保持するか関連付けをこのワークロードに変更するかを選択できます。
デフォルトでは、
「OK」をクリックすると、以下のアクションが行われます。
- 選択したシステム・グループの直接的または間接的な子であり、既に別のワークロードのルーターになっている CICS システムはすべて、選択したグループを新しいワークロードに追加しても影響を受けません。
- 選択したシステム・グループの直接的または間接的な子であり、まだ別のワークロードのルーターになっていない CICS システムはすべて、グループとの関連付けによってルーターとして組み込まれます。
これは、ワークロード仕様の
「CICS グループの関連付け」アクションの
NULL オプションに相当します。
「他のワークロードからルーターを取得する」を選択すると、以下のアクションが行われます。
- 選択したシステム・グループの直接的または間接的な子である CICS システムはすべて、既にワークロードに関連付けられているかどうかに関係なく、グループとの関連付けによってルーターとして組み込まれます。
これは、ワークロード仕様の
「CICS グループの関連付け」アクションの
FORCE オプションに相当します。
- 「OK」をクリックして、選択した項目をワークロード仕様エディターに追加します。
「ルーティング以外の項目の非表示」アイコン
をクリックして、このワークロードのルーターではないシステムを表示または非表示にすることができます。
変更を保管する前であればいつでも、Ctrl+Z (OS X の場合、cmd+Z) を使用することにより追加アクションを元に戻すことができます。
Ctrl+S (OS Xの場合、cmd+S) を押して、変更を保管します。