デフォルトで、Java™ アプリケーションには、Java API に対して要求されるアクティビティーのセキュリティー制限がありません。Java セキュリティーを使用して Java アプリケーションを安全ではない可能性のある操作の実行から保護するため、アプリケーションを実行する JVM のセキュリティー・マネージャーを有効にすることができます。
セキュリティー・マネージャーはセキュリティー・ポリシーを実施します。セキュリティー・ポリシーとは、コード・ソースに割り当てられた許可 (システム・アクセス権) のセットです。Java プラットフォームにはデフォルトのポリシー・ファイルが用意されています。ただし、Java セキュリティーがアクティブであるときに、Java アプリケーションを CICS® で正常に実行できるようにするには、アプリケーションの実行に必要な許可を CICS に付与する追加のポリシー・ファイルを指定する必要があります。
この追加のポリシー・ファイルは、セキュリティー・マネージャーが有効になっている各種の JVM に対して指定する必要があります。CICS には、独自のポリシーを作成するために使用できるサンプルが用意されています。
JVM サーバーの OSGi フレームワークで実行されるアプリケーションの場合: