CICSplex でのワークロードの表示

CICSplex 内のすべてのワークロード、ルーター、およびターゲット・システムについて、それらがアクティブまたは非アクティブであるかを表示できます。

このタスクについて

WLM 操作ビューには、ルーター、ターゲット、トランザクション、および親和性を含むアクティブなワークロードの詳細が表示されます。 CICS Explorer メニューから WLM 操作ビューにアクセスするには、「操作」>「WLM」をクリックし、メニューからビューを選択します。 非アクティブなワークロードの詳細は、WLM 定義ビュー (「ワークロード仕様」) に表示されます。 CICS Explorer メニューから「WLM 仕様」ビューにアクセスするには、「定義」>「WLM」をクリックし、メニューからビューを選択します。

「CICSplex Explorer」ビューには、CICSplex のワークロードを表示する「ワークロード管理」セクションがあります。 以下の手順では、「CICSplex Explorer」ビューからワークロードを管理する方法を説明します。

手順

  1. 「CICSplex Explorer」ビューで CICSplex ツリーと「ワークロード管理」セクションを展開し、すべてのワークロードを表示します。
  2. アクティブなワークロードのツリーを展開し、そのワークロードに関連付けられたルーターおよびターゲット・システムを表示します。
    「CICSplex Explorer」ビューの画面取り。CICSEXP2 という CICSplex が展開されて 2 つのワークロードが表示されている。EXPWRK1 には 2 つのルーターと 3 つのターゲット領域があり、EXPWRK2 にも 2 つのルーターと 3 つのターゲット領域がある。

タスクの結果

選択したワークロード、それに関連付けられたルーター、およびターゲット領域がビューに表示されます。 ワークロード名またはルーティング領域名の後の括弧内のテキストは、ビューが最新表示された時点のワークロードまたはターゲット領域の状況を示しています。 以下のいずれかの状況が表示されます。
アクティブ
ワークロードまたはターゲット領域がアクティブであることを示します。
アクティブ SOS
ワークロードまたはターゲット領域がアクティブであるが、ストレージ不足であることを示します。
アクティブ DUMPING
ワークロードまたはターゲット領域がアクティブであるが、システム・ダンプまたはトランザクション・ダンプを実行中であることを示します。
アクティブ MAXTASKS
ワークロードまたはターゲット領域がアクティブであるが、最大タスク数 (MXT) に達していることを示します。
アクティブ STALLED
ワークロードまたはターゲット領域がアクティブであるが、停止していることを示します。
ビューは自動的には最新表示されないため、最新の状況を表示するには、ビューを最新表示する必要があります。
以下のようにして、ワークロードと関連システムの詳細情報を表示できます。
  • アクティブなワークロードをダブルクリックすると、ワークロードのデフォルト・ルーティングの詳細が表示されます。
  • ルーティング・ルールをダブルクリックすると、ルールの詳細が表示されます。
  • ルーター領域またはターゲット領域をダブルクリックすると、その領域の詳細が表示されます。
  • 非アクティブなワークロードをダブルクリックすると、そのワークロードのワークロード仕様エディターが開きます。