「トランザクション」ビュー

「トランザクション (Transaction)」ビューは、CICS® IA で認識されるすべてのトランザクションをアルファベット順にリストして表示します。

トランザクションのリストには、プログラム実行中のトランザクションと、対話の結果であるトランザクションが含まれます (つまり、これらはタイプ TRANSID の CICS リソースです)。

赤い円アイコンの中に黄色い感嘆符

ビューの上部にある「プログラム」の下のテキスト・フィールドを使用して、リスト内のトランザクションをフィルターに掛けることもできます。以下の画面取りに示されるように、ワイルドカードとしてアスタリスク (*) を使用できます。値 *V* を使用すると、名前に V が含まれるすべてのトランザクションが検出されます。アスタリスクを入力しない場合は、値の末尾に自動的にアスタリスクが追加されますが、表示されません。例えば、V2 を使用すると、先頭が V2 のすべてのトランザクションが検出され、V*2 を使用すると、先頭が V で 2 を含むトランザクションが検出されます。

左側のテキスト・フィールドに V*2 を入力して、先頭が V で 2 が含まれているトランザクションだけを表示するようにトランザクションのリストを制限した画面取りを以下に示します。

「トランザクション (Transaction)」ビューの画面取り。V*2 を使用した検索の結果として、VA20、V200、V220 が表示されています。

Enter を押して検索するか、「検索 (Search)」>「実行 (Run)」メニュー・オプションを使用します。

すべての領域または特定の領域におけるトランザクションを分析するには、トランザクション名を右クリックして、メニューからいずれかのオプションを選択します。 トランザクションによって使用されるリソースと、その使用場所が表示されます。

トランザクションを右クリックしたときに表示されるメニューの画面取り。
オプションには、「Show Tasks (タスクの表示)」、「Used By Programs (プログラムで使用)」、「Used By Transactions (トランザクションで使用)」、「Show Affinities By Type (タイプ別のアフィニティーの表示)」、「Show Command Flow runs (コマンド・フローの実行の表示)」、「Uses Resources (使用リソース)」、「Performance History (パフォーマンス履歴)」、「Show View (ビューの表示)」があります。