テンプレート、形式、式を使用する際の推奨事項について説明します。
Contributor キューブを含むワークシートには、ビューの再配置によりさまざまな変更が加えられます。このようなワークシート上にある非 Contributor データや Excel 形式は、Contributor キューブの方向に伴って移動します。
このようなワークシート上の非 Contributor セルに個人の Planning データを入力しておくと、方向の変更に伴ってデータが回転し、見えたり見えなくなったりします。また、ビューで行と列の入れ替えが行われると、データの行と列も入れ替わってしまいます。
データが常に表示され、「回転する」Contributor キューブを含むワークシートに影響を与えるような変更が加えられたとしても、そのような変更の影響を受けることのない別個のワークシートに個人のデータを入力することを推奨します。
Contributor のカスタム式を使用して D-List アイテム名の変更に対応します。D-List アイテムの名前はセルに入力するのではなく、Contributor のタイトル セルから名前をコピーし、Excel のターゲット セルに貼り付けます。
Contributor for Excel によって、Planning の D-List アイテムにリンクする式(=ContributorCache)が作成されるため、中央の Planning モデルでアイテム名が変更されると、ターゲット セルも自動的に変更されます。
Contributor のカスタム式を使用して、Planning 値の変更に対応します。Contributor セルから[コピー先の位置]コマンドを使用して、Excel のターゲット セルに値を貼り付けます。アドインによって、多次元 Planning 値にリンクする式(=CCell)が作成されるため、中央の Planning モデルで値が変更されると、ターゲット セルも自動的に変更されます。
各セルで Contributor for Excel のカスタム形式を使用できます。
Contributor for Excel のカスタム形式を使用する際は、次の点に留意してください。
Contributor 管理コンソールに設定されている標準の Contributor のフォントおよび塗りつぶしの色を使用しない。詳細については、『Contributor Administration Guide』を参照してください。
保持適用中のセルには形式を適用しない。保持が解除されたときに、セルの形式が、保持が適用される前の色に戻らなくなります。