Cognos 製品のマニュアルを使用するには、ブラウザの JavaScript を有効にする必要があります。

データの入力

Contributor ゾーンの外でデータを入力する場合は、新しいワークシートを挿入することを推奨します。

Contributor ゾーンでは、データを入力、切り取り、コピー、貼り付け、削除することができます。複数のセルに貼り付ける際には、貼り付け先のセルが、貼り付けるデータに対応している必要があります。たとえば、日付が入るセルに数値を貼り付けることはできません。

注:合計または小計を含む Contributor セルに、式を貼り付けることはできません。

選択した貼り付け先が、貼り付けるデータ範囲の多重的な繰り返しとなっている場合、選択した貼り付け先に合わせてデータが複製されます。

必要なデータやセルを右クリックし、メニューから適切なコマンドを選択すると、コマンドにすばやくアクセスできます。Contributor では、セルベースのクイック コマンドも使用できます。

Contributor データを含むワークシートでは、現在表示しているページ ディメンションを示すリストが[Contributor Page Selection]ツールバーに表示されます。たとえば、予算の別バージョンや事業部門がリストに表示される場合もあります。

ヒント:別のページを表示するには、ページ ディメンションの右側の下矢印をクリックし、リストから別のページ ディメンションを選択します。

データの検証

データの検証とは、ビジネス規則およびポリシーを適用することで目標に合わせてプランを調整し、データの正確さを継続的に保証するプロセスのことです。ここで適用される規則の定義は管理者が Contributor 管理コンソールで行い、これがモデル内にある 1 つのキューブの、一定の範囲のセルに対して適用される唯一のデータ入力要件となります。検証規則は操作とも関連付けられます。アイテム作成者による操作が、入力、出力、ターゲット要件を確実に満たすようにすることにより、有効なデータのみが受理されるようになります。検証規則は、データ型(整数や文字列)や形式(日付)といった基本的なチェックから、非常に複雑なビジネス ロジックを使用して、提出されたデータが有効かどうかを検証するものまで、多岐にわたります。

[Contributor]メニューから[データの検証]コマンドを使用するか、ツールバーの[データの検証]ボタンをクリックすることで、プランのデータ整合性をいつでもチェックできます。ビジネス要件は変化することがあるため、定期的にデータ検証を行うことを推奨します。無効な値がある場合、現行の規則にかなうように情報を入力するのに役立つフィードバックが表示されます。

手順
  1. 必要に応じて、新しいデータを入力するか、または既存のデータを変更します。

  2. データの入力や変更が現行のビジネス規則やデータ形式の制限にかなっているかどうかを検証するには、[Contributor]メニューで[データの検証]をクリックするか、[Contributor]ツールバーの[データの検証]ボタン をクリックします。

  3. エラーが検出された場合、[検証エラー]ダイアログ ボックスでエラーをダブルクリックすると、ワークシート内のエラーがあった場所を確認できます。

    ポインタは、規則セットの最初の規則に対する違反があった最初のセルに表示されます。

    解決されないままのエラーがあると、プランの保存や提出ができない場合があります。エラー メッセージに基づいてエラーを解決することができない場合は、管理者に連絡してください。

  4. 必要な変更を加えます。

データのインポートとエクスポート

データをロードし、テキスト ファイルにデータをエクスポートしたり、テキスト ファイルからデータをエクスポートしたりすることができます。管理者が[データの取得]を有効にしている場合は、外部ソースから Contributor にデータをロードし、Contributor 内でデータをコピーできます。

テキスト ファイルからのインポート

テキスト ファイルを現在のタブにロードできます。ロードするファイルは、Contributor からタブ区切りファイルとしてエクスポートされたファイルとフォーマットが同じでなければなりません。

手順

テキスト ファイルへのエクスポート

現在のタブのデータを、タブ区切りテキスト ファイルに保存できます。

手順

データの取得

[データの取得]が有効になっている場合、この拡張機能を使用して、他の Contributor キューブまたは外部ソースから Contributor にデータをロードできます。[Contributor]、[データの取得]の順にクリックします(使用可能な場合)。サーバーに接続しないで作業している場合、このオプションは使用できません。