Contributor アプリケーションにアクセスするためには、サーバー URL(Web サイトのアドレス)が必要です。アドレスがわからない場合は、管理者に連絡してください。
Excel で Contributor メニューをクリックし、[ログオン]をクリックします。
[サーバー URL]ボックスに、管理者から通知されたアドレスを入力します。たとえば、次のように入力します。
http://<サーバー名>/Cognos8
[ログオン]をクリックします。
Cognos アプリケーション用の有効なユーザー ID とパスワードを入力します。
アプリケーションのリストから選択するように求めるプロンプトが表示されたら、必要なアプリケーションをクリックします。
ワークフロー画面が開き、そのユーザーが責任を持つ全領域の概要がグラフィカル表示され、データのステータスも表示されます。
ヒント:アイテムの詳細を表示するには、青い下矢印をクリックすると、詳細パネルが表示されます。詳細パネルを閉じるには、いずれかの矢印をクリックします。
ツリー内のユーザーに電子メールを送信するには、[所有者]または[承認者]のセルか詳細パネルで、送信先のユーザー名をクリックします。
画面の左側のツリーでアイテムをクリックし、表示されたテーブルでアイテムの名前をクリックします。
アイテムが Excel ブックに表示されます。
ヒント:Excel のインターフェイスからワークフロー画面に戻るには、[Contributor]メニューの[ワークフロー]をクリックします。ワークフロー画面からモデルの他の部分を開く場合は、まず現在作業しているブックを保存して閉じてください。
データが含まれている Microsoft Excel ブック(.xls)を開きます。
プロンプトが表示された場合は、ブックのパスワードを入力します。
サーバーにログオンしていないときにデータを保存または提出する場合は、[Contributor]メニューの[ログオン]をクリックします。
Contributor ネットワークに接続できるのは、認可されたアクセス権を持つユーザーのみです。
Contributor データのビューは変更が可能です。
行と列を入れ替えると、ワークシート上の式の範囲も変換されます。HLOOKUP(水平検索)や VLOOKUP(垂直検索)など、方向依存の Excel 関数は、ビューの入れ替えや再配置によって無効になる可能性があるため、Contributor データが含まれているワークシートでは使用しないようにします。
現在ビューに表示されている行と列を入れ替える手順は次のとおりです。
[Contributor]メニューの[行と列の入れ替え]をクリックします。
追加したデータと形式が、Excel の[貼り付け]の[行列を入れ替える]コマンドの規則に従って入れ替わります。Contributor ゾーンに挿入した行や列も入れ替わります。
行または列に別のディメンションが表示されるように方向を変更する手順は次のとおりです。
[ビューの再配置]をクリックし、行または列に表示するアイテムを選択して[OK]をクリックします。
方向を変更すると、追加したデータや形式がビューに表示されなくなります。作成時の方向に戻すと、形式とデータが再び表示されます。
ワークシートに表示される Contributor のページ ディメンションを変更する手順は次のとおりです。
[Contributor Page Selection]ツールバーのリストで、表示するページ ディメンションをクリックします。
方向は変わっていないため、追加したデータや形式は引き続き表示されています。
ゼロしか含まれていないページ、行、列をワークシートで非表示にする手順は次のとおりです。
[ゼロ消去]をクリックし、[ゼロを消去 - ページ]、[ゼロを消去 - 行]、[ゼロを消去 - 列]のいずれかをクリックします。
ページを非表示にすると、アプリケーションの動作が遅くなる場合があります。
Contributor for Excel を使用すると、Excel の標準的な操作方法で複数のワークシートやブックを同じ画面に表示できます。たとえば、同じ画面上に“Staff Salaries”ワークシートと“Total Expenses”ワークシートを表示し、“Staff Salaries”に変更を加えたときに、その変更が“Total Expenses”にどのように影響するかを確認できます。
同じ画面に複数のワークシートを表示した場合、[Contributor Page Selection]ツールバーのページ ディメンション リストには、アクティブなワークシートのディメンションが表示されます。
各 Contributor キューブはそれぞれ別のワークシートに配置されます。 データを入力したりデータのビューを変更すると、Contributor for Excel によって次のタスクが自動的に行われます。
Contributor プランのすべてのデータを常に更新する。
すべての Contributor キューブの共有ページ ディメンションを同期する。 たとえば画面上で 2 つのキューブを表示している場合、Contributor for Excel によってページ ディメンションが自動的に同期されます。アクティブのキューブで“Budget 2”を表示している場合、もう一方のキューブでも“Budget 2”が表示されます。アクティブのキューブで“Budget 1”に切り替えた場合、もう一方のキューブも“Budget 1”に切り替わります。
現在画面に表示されていないワークシート上のセルを更新する。
パフォーマンスの向上を図る場合や非同期ビューを可能にするには、ブックやテンプレートの上記の設定のうち 2 番目と 3 番目を変更し、自動ではなく手動で処理を実行するようにします。ユーザーが処理の実行を選択するまで自動処理が発生しないため、パフォーマンスが向上します。
[更新オプション]をクリックします。
[共通ページ ディメンションを手動で同期]または[画面外の標準 Excel の Contributor データへの参照を手動で更新]オプションを選択します。
ヒント:これらのオプションを選択解除すると設定が自動に戻ります。
[更新/ページの同期]ボタン をクリックします。
これらのタスクを手動に設定したにもかかわらず実行しなかった場合、次のような 2 つの結果が生じます。
画面外の標準 Excel の Contributor データへの参照を手動で更新。
画面外のワークシート上にある、標準 Excel の Contributor データへの参照は、Contributor の[更新オプション]ツールバーの[更新/ページの同期]ボタン を選択するまで更新されません。
ヒント:Contributor プランのデータを直接参照する式、つまり Contributor の[コピー先の位置]コマンドや[コピー先の相対位置]コマンドを使用して作成された式は、常に自動で更新されます。
共通ページ ディメンションを手動で同期。
現在使用している共通ディメンションが表示されるように他の Contributor キューブが同期されることはありません。
ヒント:[共通ページ ディメンションを手動で同期]の設定を有効にして、画面上で複数のキューブを表示したときに、別のキューブで異なる(非同期の)ディメンションが表示されるようにすることも可能です。 たとえば画面上で 2 つのキューブを表示しているときに、Contributor for Excel によってページ ディメンションが自動的に同期されないようにします。このようにすると、アクティブのキューブで“Budget 2”を表示し、もう一方のキューブでは引き続き“Budget 1”を表示することができます。
ブックまたはテンプレートをローカルに保存したとき、デフォルトの更新オプションに対して加えた変更はブック内に保存されます。
保存されたテンプレートから 1 つ以上の e.List アイテムを開き、そのテンプレートに保存された形式や計算を使用してデータを表示することができます。マルチ e.List アイテム ビューを開いた場合、テンプレート内のカスタム式の計算にはアクティブな e.List アイテムが使用されます。
テンプレートの詳細については、テンプレートの保存を参照してください。
保存されたテンプレートを Excel で開きます。
Contributor へのログオンを求めるプロンプトが表示されます。
[ログオン]をクリックします。
ユーザー ID とパスワードを入力します。
アプリケーションのリストから選択するように求めるプロンプトが表示されたら、必要なアプリケーションをクリックします。
テーブルで e.List アイテムを開きます。
保存されたテンプレートを使用してアイテムが開かれます。
マルチ e.List アイテム ビューに限り、e.List のページ ディメンションが列または行になるようビューを再配置すると、その e.List にリンクされているテンプレート内のカスタム式が一時的に未定義の状態になります。その e.List をページとする配置に戻すと、式に再びデータが入力されます。