Cognos 製品のマニュアルを使用するには、ブラウザの JavaScript を有効にする必要があります。

ワークフロー画面

Contributor にログオンするとワークフロー画面が表示されます。この画面は、ツリー、表、e.List アイテムで構成されています。

ツリー

画面の左側のツリーには、作成を担当する分野([作成])と承認を担当する分野([承認])が階層形式で表示されます。権限に応じて、[作成]と[承認]のどちらかまたは両方が表示されます。ツリーのアイテムをクリックすると、アイテムの詳細が示された表が画面の右側に表示されます。

ツリーの各アイテムには、データの現在のステータスを示すアイコンがあります。

アイコン

ステータスと説明

 

未開始

作成アイテムが編集用に開かれている可能性がありますが、変更はデータに保存されていません。

 

進行中

データは保存されましたが、提出されていません。このステータスであれば、データを変更して提出できます。

 

ロック中

データが提出され、e.List アイテムがロックされました。このステータスの場合は、データの表示のみが可能です。e.List アイテムが却下されると、ステータスが[進行中]に戻ります。

 

未完了

このアイテムに属する少なくとも 1 つのアイテムが[未開始]なっており、他の少なくとも 1 つのアイテムが、[進行中]、[ロック中]、[完了]のいずれかのステータスになっています。このステータスのデータは集計済みです。[未完了]ステータスが適用されるのは、承認対象の e.List アイテムのみです。

 

完了

承認対象の e.List アイテムに所属するすべての e.List アイテムがロックされています。階層の次のレベルにデータを提出する準備が完了しています。

 

現在編集中または注釈入力中

e.List アイテムが、編集または注釈用に開かれました。ユーザーがグリッドを閉じるか、e.List アイテムを提出すると、編集セッションが終了します。

 

期限切れ

アプリケーションでの変更を反映するために e.List アイテムの再構成が必要か、またはシステム データのインポートが必要です。

 

現在編集中または注釈入力中で、かつ期限切れ

画面の右側の表には、アイテムのワークフロー ステータス、現在の所有者、承認者、アイテムの最終変更日時などの情報が表示されます。

e.List にドキュメントが添付されている場合は、そのアイテムの横にアイコン が表示されます。

Contributor for Excel がインストールおよび設定されている場合、[Excel]ボタン をクリックすると、Contributor for Excel を使って e.List アイテムを開くことができます。

e.List アイテムの承認者であれば、この画面で[却下]ボタン を押せば、提出されたアイテムを却下できます。

e.List アイテム

ツリーや表のアイテムは e.List アイテムと呼ばれています。たとえば、“Sales Division”、“Marketing Division”、“Development Division”、“Cost Center 123”などはその典型的な例です。e.List アイテムの名前は、アプリケーションの設計によって決まります。

複数の e.List アイテムを同時に開くことができます。マルチ e.List アイテム ビューがある場合、表の最初の行に“(すべて)”と表示されるので見分けられます。マルチ e.List アイテム ビューでは、コンピュータにダウンロードされるデータ量が多くなるため、標準の e.List アイテム ビューを開く場合よりも時間がかかる場合があります。このオプションは使用できない場合もあります。詳細については、管理者に連絡してください。