編集可能なデータは背景色が白で表示されます。読み取り専用のデータは背景色が淡い灰色で表示されます。
Contributor では、セルベースのクイック コマンドも使用できます。
現在の所有者でないユーザーには、データは読み取り専用のビューで開きます。
データを編集できるのは、ワークフローのステータスが[未開始] または[進行中]
の場合のみです。ワークフロー ステータスは、アイコンを見ると確認できます。
注:長いテキストを入力すると列の幅が広がってしまい、Contributor のグリッドが使いにくくなる可能性があります。グリッド内のテキストの一部を表示しきれないこともあります。これは、テキスト形式のセルではテキストが折り返されないためです。この問題を回避するために、セル内のテキストは簡潔なものにしてください。
ヒント:コマンドにすばやくアクセスするには、必要なデータやセルを右クリックし、メニューから適切なコマンドを選択します。
[所有権の取得] をクリックします。
データの検証では、Contributor アプリケーションに入力されるデータの形式が正しいかどうか、そして既存のビジネス規則にかなっているかどうかが確認されます。ここで適用される規則の定義は管理者が Contributor 管理コンソールで行い、これがモデル内にある 1 つのキューブの、一定の範囲のセルに対して適用される唯一のデータ入力要件となります。
検証規則は、データ型(整数や文字列)や形式(日付)といった基本的なチェックから、非常に複雑なビジネス ロジックを使用して、提出されたデータが有効かどうかを検証するものまで、多岐にわたります。また、検証規則は操作とも関連付けられます。アイテム作成者による操作が、入力、出力、ターゲット要件を確実に満たすようにすることにより、有効なデータのみが受理されるようになります。失敗時の操作を特定の規則に関連付けておくと、そのプランが保存されたり、次の e.List 承認者に提出されたりするのを防ぐことができます。
[ファイル]メニューから[データの検証]コマンドを使用するか、ツールバーの[データの検証]ボタンをクリックすることで、プランに入力されたデータをいつでもチェックできます。ビジネス要件は変化することがあるため、定期的にデータを検証することを推奨します。Web クライアントでデータを検証することには、Contributor Web サーバーに送信する前に入力データを検証できるというメリットがあります。無効な値がある場合、現行の規則にかなうように情報を入力するのに役立つフィードバックが表示されます。
このデータ検証機能は、Cognos 8 Contributor for Excel から利用できるほか、オフラインで作業しているときにも利用できます。
検証の対象となるセル範囲が含まれているディメンション タブをクリックします。
必要に応じて、新しいデータを入力するか、または既存のデータを変更します。
データの入力や変更が既存のビジネス規則やデータ形式の制限にかなっているかどうかを検証するには、[ファイル]メニューで[データの検証]をクリックするか、[データの検証]ツールバー ボタン をクリックします。
エラーが検出された場合、[検証エラー]ダイアログ ボックスでエラーをダブルクリックすると、グリッド内のエラーがあった場所を確認できます。
解決されないままのエラーがあると、プランの保存や提出ができない場合があります。エラー メッセージに基づいてエラーを解決することができない場合は、管理者に連絡してください。
ポインタは、規則セットの最初の違反規則に対する最初の違反セルに表示されます。
必要な変更を加えます。
データは Print to Excel 拡張機能(管理者が有効にしている場合)または Contributor 標準の印刷機能を使用して印刷できます。
Print to Excel 拡張機能を使用すると、Contributor データの現在のビューを Excel が持つ印刷形式の設定およびプレビューの機能を使って印刷できます。特定の e.List アイテムのみを印刷したり、追加情報を印刷に含めたりすることもできます。
[ファイル]メニューから[印刷]を選択します。[Print to Excel]ウィザードが表示されます。この拡張機能を最初に使用する場合は、ここでサーバーからのダウンロードが 1 度だけ行われます。
注:2 次元キューブの場合は印刷対象が 1 ページであるため、Print to Excel を使用したときにこの選択ウィザードは表示されず、Excel の[ページ設定]画面に直接進みます。
ウィザードの最初の画面には、印刷対象として選択したタブが表示されます。各ページのドロップダウン リストは、ウィザードではタブで表されます。 各ページのドロップダウン リストからどのアイテムを含めるかを、マウスでハイライトして選択します(ページのドロップダウンを複数選択するには、Ctrl キーを押しながらクリックします)。
追加情報を含める場合は、[追加情報を含める]チェックボックスをオンにします。詳細については、追加情報を参照してください。
ゼロのページを含める場合は、[ゼロのページを含める]チェックボックスをオンにします。[ゼロのページを含める]オプションを選択すると、ゼロ データしか含まれていないページも印刷されます。ゼロのページを含めるとアプリケーションの動作が遅くなる場合があります。このオプションを選択しない場合、ゼロしか含まれていないページは印刷されません。
[次へ]をクリックします。
あるページを除外したい場合は、そのページの横にあるチェック ボックスをオフにします。追加情報やゼロのページを含めるかどうかも、チェックボックスのオン/オフを切り替えて変更できます。
[終了]をクリックします。ページがロードされ、[Print to Excel-Page Setup]ダイアログ ボックスが表示されます。
フォーマットの設定が必要であれば、ページや余白、シートの設定を行います。[プレビュー]をクリックすれば、ページをプレビューすることもできます。
[印刷]をクリックし、プリンタを選択します。
[OK]をクリックして目的のページを印刷します。
印刷するには、[ファイル]、[印刷]の順にクリックします。Contributor 標準の印刷機能では、現在のタブのみが印刷されます。
この印刷機能で設定可能なオプションは次のとおりです。
ページの幅に合わせる
ページの高さに合わせる
グリッド内のデータは切り取り、コピー、貼り付け、削除が可能です。
複数のセルに貼り付ける際には、貼り付け先のセルが、貼り付けるデータに対応している必要があります。たとえば、日付が入るセルに数値を貼り付けることはできません。選択した貼り付け先が、貼り付けるデータ範囲の多重的な繰り返しとなっている場合、選択した貼り付け先に合わせてデータが複製されます。
テキスト ファイルのデータをロードしたり、逆にテキスト ファイルにデータをエクスポートしたりできます。管理者によって[データの取得]が有効に設定されている場合、外部ソースからデータをロードし、Contributor 内にコピーできます。
テキスト ファイルを現在のタブにロードできます。
ロードするファイルは、Contributor からタブ区切りテキスト ファイルとしてエクスポートされたファイルとフォーマットが同じでなければなりません。
グリッドを右クリックし、[テキスト ファイルからインポート]をクリックします。
現在のタブのデータを、タブ区切りテキスト ファイルに保存できます。
グリッドを右クリックし、[テキスト ファイルへエクスポート]をクリックします。
[データの取得]が有効になっている場合、この拡張機能を使用して、他の Contributor キューブまたは外部ソースから Contributor にデータをロードできます。
[ファイル]、[データの取得] の順にクリックします(使用可能な場合)。このオプションはオフラインの場合には使用できません。
[更新]コマンドを使用することで、Contributor グリッドに最新のデータを表示できます。
この操作が必要になる場合としては、表示されているデータがサーバー上で更新され、次のようなメッセージが表示されたときなどが考えられます。
“サーバーにある<e.List アイテム>のデータは、現在表示されているものより新しくなっています。”
[操作]、[更新]とクリックした後でないと、データの編集ができない場合もあります。
すべてのタブに表示されるすべてのデータを、最後に保存されたときのものにリセットできます。
[ファイル]、[すべてリセット]の順にクリックします。