クラスターのストレージ・システムの管理

このタスクは、DS シリーズ・メトロ・ミラー・インバンド、DS シリーズ・グローバル・ミラー、SAN Volume Controller (SVC)、および XIV ストレージ・タイプに対してのみ、ストレージ・システムを構成、表示、および編集するために使用します。Hitachi/HP Universal Replicator および EMC Symmetrix では、ストレージ・システムの構成は不要です。

ストレージ・システム は、ミラー・グループ内に複製される 1 つ以上のディスクまたはボリュームをホストまたは制御するストレージ・ユニットまたはストレージ・コントローラーを表します。 ストレージ・システムの例には、DS8800 または SAN Volume Controller (SVC) のクラスターがあります。 ストレージ・システムにはいずれも、ベンダー固有の固有 ID があります。 例えば、DS8300 ストレージ・システムは IBM.2107-1300851 という固有 ID を持つ場合があります。

フィールド

名前
必要なすべてのエンタープライズ・レベルのストレージ機能を提供可能なエンタープライズ・ストレージの独立ユニットの名前を選択します。 エンタープライズ・ストレージ・システム名には、Redundant Array Of Independent Disks (RAID) や FlashCopy® などのストレージ・ユニットが含まれます。
変更の開始サイト変更の終了
変更の開始このストレージ・システムがある PowerHA® SystemMirror サイトの名前を選択します。 このプロパティーは SAN Volume Controller (SVC)、DS シリーズ・グローバル・ミラー、および DS シリーズ・メトロ・ミラー (インバンド) ストレージ・タイプにのみ使用可能です。変更の終了
変更の開始IP アドレス変更の終了
変更の開始必要に応じて、ホスト・システムと対話するストレージ・システムの IP アドレスを指定します。 このプロパティーは、SAN Volume Controller (SVC) ストレージ・タイプにのみ使用可能です。 SVC の場合、1 つまたは 2 つの IP アドレスを指定できます。変更の終了
ベンダー ID
DS シリーズ・ストレージ・イメージ ID
XIV ストレージ・システム ID
複製ミラー・グループを構成する対象であるストレージ・システムの適切なストレージ ID を選択します。 ストレージ ID のフォーマットは、構成するよう選択したストレージ・システムのタイプによって異なります。 リストには、PowerHA SystemMirror で管理可能であるためのすべての前提条件を満たす、適切なタイプのストレージ・システムが含まれています。
ストレージ・エージェント
クラスターに定義されているストレージ・エージェントのリストから 1 つ以上のストレージ・エージェントを選択します。 ストレージ・エージェントは、IBM® DS シリーズ・グローバル・ミラーおよび IBM XIV® ストレージ・タイプにのみ使用可能です。