「レポートの表示および保存」タスクは、クラスターの新規レポートを実行し、レポートの内容を即時に表示するために使用します。
を選択して、「レポートの表示および保存」ウィンドウを開きます。
このウィンドウで、新規クラスター・レポートの基本設定を構成できます。
フィールド
- 名前
- 作成および実行するレポートの名前を指定します。
指定するレポート名は、クラスター内で固有でなければなりません。
この情報は、「作成後に保存」オプションを選択した場合にのみ必要です。
- レポート・タイプ
- 作成および実行するレポートのタイプを選択します。
レポートには以下のタイプがあります。
- アプリケーション可用性 (テキスト・ベース)
- クラスター内のノード上のアプリケーションおよびリソース・グループの現行状態に関する情報を取得するには、このタイプのレポートを選択します。
レポート内の情報は、リソース・グループのモード・タイプによって異なります。
オンラインの非コンカレント・グループの場合、ノードと、そのノード上のアプリケーションの状態のみが表示されます。
オンラインのコンカレント・グループの場合、すべてのノードと、ノード上のアプリケーションの状態が表示されます。
すべてのノード上のオフライン・グループの場合、アプリケーションの状態のみが表示されます。
- アプリケーション (テキスト・ベース)
- クラスター全体のアプリケーションおよびその状況に関する情報を取得するには、このタイプのレポートを選択します。
- 構成 (テキスト・ベース)
- 現行クラスター構成に関する詳細情報を取得するには、このタイプのレポートを選択します。
2 つのタイプの構成レポート (ノード確認およびクラスター構成) のいずれかを選択できます。
- 構成要約 (HTML)
- クラスターの構成および状況に関する概要情報を取得するには、このタイプのレポートを選択します。
- イベント要約 (テキスト・ベース)
- クラスターのイベント要約情報を hacmp.out ファイルから取得するには、このタイプのレポートを選択します。
- ネットワークおよびインターフェース (テキスト・ベース)
- クラスターで定義されているすべてのアダプターの属性およびその他の情報を取得するには、このタイプのレポートを選択します。
- 状況 (テキスト・ベース)
- クラスター・サービスに関する情報を取得するには、このタイプのレポートを選択します。
- 説明
- レポートの簡単な説明を指定します。
- 作成後に保存
- レポートの作成および実行後にレポートを保存するには、このオプションを選択します。
このオプションを選択すると、PowerHA® SystemMirror は、「レポート設定」タスクで指定された IBM® Systems Director サーバー上のディレクトリー・ロケーションにレポートを保存します。
このオプションを選択しないと、PowerHA SystemMirror はレポートを保存しないため、後でレポートにアクセスすることはできません。
- 作成後に表示
- 「OK」をクリックしてレポートを実行する際に、レポートおよびレポートに含まれる情報を表示するには、このオプションを選択します。