「レポート設定」タスクは、クラスターに関して作成されるすべてのレポートのプロパティーを表示および構成するために使用します。
を選択して、「レポート設定」ウィンドウを開きます。
このウィンドウで、クラスター内のすべてのレポートの基本プロパティーを構成できます。
フィールド
- すべてのクラスター・レポート・ファイルのディレクトリー
- PowerHA® SystemMirror でクラスターのすべての新規レポート・ファイルを保管する、IBM® Systems Director サーバー上の既存ディレクトリーへの絶対パスを指定します。
このパスを変更すると、既存のレポートは以前のパスおよびディレクトリー内に残ります。
デフォルトのディレクトリー・ロケーションは /opt/ibm/director/data/powerha/reports/<cluster ID> です。
- 保持する最大レポート数
- 保持するレポート数を指定します。
レポート数がこの限度を超えると、PowerHA SystemMirror は、この限度に合致するまで、最も古いファイルから順にレポート・ファイルを削除します。
- FTP アップロード・ロケーション
- レポート・ファイルをエクスポートするために使用するファイル転送プロトコル (FTP) ディレクトリー・ロケーションの完全修飾 URL を指定します。
このロケーションが、「アップロード」レポート・タスクでのこの設定のデフォルト値になります。
- ホスト名
- FTP ディレクトリーがあるホストの完全修飾名を指定します。
このホスト名が、「アップロード」レポート・タスクでのこの設定のデフォルト値になります。
- ユーザー ID
- 指定した FTP ディレクトリーにレポート・ファイルをエクスポートする際に、指定したホスト・システムにアクセスするために使用するユーザー名を指定します。
このユーザー名が、「アップロード」レポート・タスクでのこの設定のデフォルト値になります。
- 電子メール (SMTP) サーバー
- レポート・ファイルを電子メール・アカウントに送信する際に使用する Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) サーバーの完全修飾ホスト名を指定します。
このサーバー名が、「送信」レポート・タスクでのこの設定のデフォルト値になります。
- 電子メール (SMTP) ポート
- SMTP サーバーのポート番号を指定します。
SMTP サーバーの標準ポート番号は 25 です。
指定したポート名が、「送信」レポート・タスクでのこの設定のデフォルト値になります。