テンプレートを作成したり編集したりするには、AIX Profile Manager の
「テンプレート」ページを使用します。
このページには、AIX Profile Manager プロファイルが
表示されるほか、AIX Profile Manager によって管理されるシステムにこのプロファイルをデプロイするために
必要な構成対象のオプションも示されます。
構成マネージャーのデプロイメント・メカニズムを使用して、テンプレートをデプロイすることができます。テンプレートをデプロイするには、構成マネージャーの
テンプレート・テーブルで AIX Profile Manager テンプレートを
選択して「デプロイ」をクリックします。
概要
「
AIX Profile Manager テンプレートの作成」ページは、
以下のセクションで構成されています。
- テンプレート・プロファイル
- テンプレート・オプション
AIX Profile Manager テンプレートの作成時に使用できるプロファイルは、値を持つプロファイルのみです。
すべての選択が終了したら、「
保存」をクリックして、テンプレートを作成するか
または変更内容を既存のテンプレートに保存します。
変更を保存せずに「構成テンプレート」ページに戻るには、「
取消」をクリックします。
テンプレート・プロファイル
テンプレートに
使用する AIX Profile Manager プロファイルを選択します。
「ブラウズ」をクリックすれば、ポップアップが開き、使用可能なプロファイルのリストが示されます。
値が含まれているプロファイルのみが、プロファイル・リストに表示されます。
テーブルには、プロファイル名とプロファイル・タイプ (「リブート」、「中断」、または「動的」) の 2 つの列が含まれています。
使用可能なプロファイルのリストに新規プロファイルを追加するには、「インポート」をクリックします。
テンプレートに含めることができる AIX Profile Manager プロファイルは 1 つのみです。
アクション
- インポート
- このアクションを選択すると、「インポート」タスクが開き、Director サーバーに
プロファイルを追加できるようになります。
ご使用のローカル・ハード・ディスク・ドライブ、LDAP サーバー、またはリモート・システムからプロファイルをインポートできます。
テンプレート・オプション
このセクションは、
サブセクション (「一般オプション」、「ブート・プロファイル・オプション」、および「マスター・プロファイル管理」) に分かれています。
- 一般オプション
- 一般オプションには以下の項目があります。
- デプロイメント後に検査を実行する
- 隠された取得操作をデプロイメント後に実行します。
この方法では、値が指定の値に設定されていることが検査されます。
相違が検出された場合、デプロイメント操作は失敗し、システム構成は以前の構成にロールバックされます。
- 障害時にロールバックする
- 現在のパラメーター構成を使用してシステムにロールバック・プロファイルを作成します。
デプロイメント操作時にエラーが発生すると、このロールバック・プロファイルが適用され、
システムのすべてのパラメーターが以前の構成にリセットされます。
最初のデプロイメント・エラーの発生時の状態にシステム構成をロールバックするには、
このオプションを削除します (値はすでに設定されている場合があります)。
- ロールバック・プロファイルを作成しない
- デプロイメントの実行時にロールバック・プロファイルが作成されないようにします。
デプロイメント時にエラーが発生した場合、
障害時にロールバックするように指定されていると、
システムは、以前に保存された構成にリセットされます。
- ブート・プロファイル・オプション
- テンプレートのデプロイ時にシステムで設定されるパラメーターのタイプを選択します。
以下の値を選択できます。
- すべてのパラメーター: このオプションは、プロファイル内のすべてのパラメーターを設定する場合に選択します。
このオプションがデフォルトの設定値です。
- 動的パラメーター: このオプションは、システム・リブートまたは中断操作を必要とするパラメーターを除外する場合に選択します。
例えば、パラメーターの設定前に実行される bosboot などがあります。
- リブートなしパラメーター: このオプションは、設定前にシステム・リブートを必要とするパラメーターを除外する場合に選択します。
- リブート・パラメーター: このオプションは、設定前にシステム・リブートを必要とするパラメーターのみを含める場合に選択します。
- マスター・プロファイル管理
- マスター・プロファイルは、リブートまたはシャットダウンのたびに
システム上に自動的にデプロイされる特定の AIX Profile Manager プロファイルです。
マスター・プロファイルを設定する場合は、以下の構成オプションが必須となります。
- デプロイメント後に検査を実行しない
- 障害時にロールバックする
- ロールバック・プロファイルを作成する
- ブート・プロファイル・オプションは「すべてのパラメーター」
- マスター・プロファイルの設定
- このオプションは、テンプレート・プロファイルをデプロイする場合に選択します。
さらに、このオプションでは、テンプレートが AIX Profile Manager マスター・プロファイルとして定義されます。
デプロイメント時にエラーが発生した場合、プロファイルはシステムのマスター・プロファイルとして定義されません。
この場合、システムは以前の構成にロールバックされます。
デプロイメントが正常に行われると、このテンプレートは最後にデプロイされたテンプレートとして記録され、
システムのマスター・プロファイルとなります。
- マスター・プロファイルの設定解除
- このオプションを選択した場合、選択したテンプレートのデプロイ後に、マスター・プロファイルがすでに存在していれば、
そのプロファイルが空のプロファイルに置き換えられます。