このページは、WPAR マネージャーに関連する設定の表示や変更に使用します。
フィールド
- 共用ディレクトリー
- WPAR が再配置されると、ログ・ファイルや状況ファイルなどといった、一連のファイルが生成されます。状況ファイルは、その WPAR 内で実行されている各アプリケーションの全コンテキストの保存に使用されます。
これらのファイルが再配置ワークフローの途中で生成されるディレクトリーを指定してください。
システム WPAR の場合、このディレクトリーは、その WPAR 自身のルート・ディレクトリー (/) からの相対的な場所を参照します。
アプリケーション WPAR の場合、このディレクトリーは、その WPAR をホスティングする管理対象システムのルート・ディレクトリーからの相対的な場所を参照します。
注: 再配置時に生成されるファイルは、起点システムと宛先システムの両方からアクセス可能にする必要があるため、
アプリケーション WPAR が再配置されるシステムから、共用ディレクトリーとして指定するディレクトリーにアクセスできるようにすることが重要です。
それには、各管理対象システムで NFS ファイルシステムを使用して共用ディレクトリーをマウントします。システム WPAR の場合は、この作業は必要ありません。
共用ディレクトリーが参照する WPAR のファイルシステム内の場所が、すでに起点システムと宛先システムの両方からアクセス可能になっているためです。
アクション
- 再配置ログのデバッグ情報を使用可能にする
- 再配置操作に関する詳細ログ・メッセージが使用可能になります。このオプションは、パフォーマンスに何らかの影響がある場合にデバッグ目的でのみ選択します。
- ワークロード・パーティションが削除された後もワークロード・パーティション定義を保持
- システム・ワークロード・パーティションが削除されたり、アプリケーション・ワークロード・パーティションが停止されたりした後でも、
ワークロード・パーティション定義が保持されます。
また、作成操作の途中で何かしらのエラーが発生した場合は、ワークロード・パーティション作成タスクの途中でワークロード・パーティション定義が作成されて保持されます。
保持されているワークロード・パーティション定義は、WPAR 対応システムにおいて後からデプロイできます。
このオプションが選択されていない場合にワークロード・パーティションが管理対象システムから削除されると、
IBM® Systems Director 環境にはレコードは残りません。