このページで、選択した WPAR をバックアップし、管理対象システムにバックアップ・ファイルを作成します。
作成されたバックアップ・ファイルは、restwpar コマンドまたは WPAR マネージャー・ユーザー・インターフェースを
使用して WPAR を再作成するために使用できます。
CD-ROM、DVD、またはテープにバックアップするには、管理対象システムにログオンし、必要なオプションを
指定した mkwpardata コマンドと savewpar コマンドを使用してください。
フィールド
- バックアップする WPAR
- バックアップ・ファイルを作成するために選択した WPAR の名前が表示されます。
- バックアップ・ディレクトリー (グローバル・システムと相対)
- バックアップ・ファイルを保管するデフォルトの場所として使用される、状態ファイル・ディレクトリーが
表示されます。 デフォルトの場所を使用しない場合は、別のディレクトリーを入力できます。
ディレクトリー名は、グローバル・オペレーティング・システムと相対的に指定する必要があります
(例: /var/adm/WPAR/WPARname/ManagedsystemName)。
- バックアップ・ファイル名
- バックアップ・ファイルには、WPAR 名と現在の日時に基づいた標準の名前が付けられます。 このファイル名は変更できません。
ファイル名では、WparName_YYYYMMDD_HHMMSS.bff の形式が使用されます。
- データ・ファイル・オプション
- 新規バックアップ・データ・ファイルを作成しない (既存の /tmp/wpardata/WparName/image.data を使用)
- 以前に mkwpardata コマンドを使用して image.data ファイルを作成した場合に、新規作成せずに
そのファイルを使用するには、このオプションを選択します。
- 新規データ・ファイルの作成
- mkwpardata コマンドを呼び出してデータ・ファイルを
作成するには、このフィールドを選択します。
- マップ・ファイルの作成
- -m フラグを指定して mkwpardata コマンドを呼び出し、マップ・ファイルとともに
データ・ファイルを作成するには、このフィールドを選択します。
- バックアップ・オプション
- バックアップの開始前に WPAR を停止
- バックアップ操作の開始前に WPAR を停止するには、このオプションを選択します。
- 書き込み可能 NFS マウント・ファイルシステムからファイルをバックアップ
- ワークロード・パーティションのマウント・グループにある書き込み可能な NFS マウント・ファイルシステムから
ファイルをバックアップします。
注: NFS4 マウント・ファイルシステムの場合、リモート・サーバーでファイルの所有権を正しく
設定するには、ローカル・システムとリモート・システムが同じセキュリティー・ドメインに属している
必要があります。 属していない場合は、このオプションを使用しないでください。
- 拡張属性と NFS バージョン 4 アクセス制御リストのバックアップ
- 拡張属性または NFS バージョン 4 (NFS4) アクセス制御リスト (ACL) をバックアップするには、この
オプションを選択します。
- バックアップからファイルを除外
- バックアップ・イメージから 1 つ以上のファイルを除外するには、このオプションを選択します。
このオプションは、一時ファイルや、バックアップに不要なその他のファイルのバックアップを回避する場合に
役立ちます。
- バックアップから /etc/exclude.WparName 内のファイルを除外
- /etc/exclude.WparName ファイルで指定されたファイルをバックアップ対象から除外します。最初にファイルのリストを作成して、管理対象システムの上記ディレクトリーに保存しておく必要があります。
- 一回限りの除外リストの作成
- 現行バックアップから除外するファイルのリストを入力します。
注: リスト内のファイルは、WPAR のベース・ディレクトリーと相対的に指定され、
ドット文字 (.) でマークが付けられます。
検索で行の先頭にあるストリングと一致することが重要なファイルまたはディレクトリーを除外するには、
検索ストリングの先頭文字にキャレット文字 (^)、その後にドット文字 (.)、続いて除外するファイル名または
ディレクトリーを指定してください。