SNMP ブラウザーは、選択された SNMP デバイスの管理情報ベース (MIB) 構造のツリー・ビューを最初に表示します。 管理サーバー上に情報をフォーマットするコンパイル済みの MIB がない場合、またはデバイスから戻された情報がコンパイル済み MIB に存在しない場合は、小数点付き 10 進数の形式で情報が表示されます。 IBM® Systems Director には、一般に定義されているデバイスの SNMP ブラウズに通常必要な各種 MIB ファイルが含まれています。 これらのファイルは、install_root¥proddata¥snmp ディレクトリーにあります。ここで install_root は、IBM Systems Director インストール済み環境のルート・ディレクトリーを表します。このパスはディレクトリーを区切るのに円記号 (¥) を使用しますが、ご使用のシステムによってはスラッシュ (/) を使用して入力する必要があることに注意してください。
IBM Systems Director サーバーは始動時に、共通に使用されるコンパイル済み MIB のデフォルト・セットをロードします。 ロードする MIB のリストを更新した場合は、最新の選択項目がロードされます。
MIB データは、独自の永続ストレージ・ファイル name.mibdata に保管されます。ここで、name は MIB 定義名を表します。 これらのファイルは、install_root¥data¥snmp ディレクトリーにあります。 これらのファイルおよび loadedmibs.dat を削除すると、IBM Systems Director 内のすべての MIB データを除去できますが、他の永続ストレージ・データは失われません。
MIB ファイルをコンパイルするには、以下の手順に従ってください。