ファイルおよびディレクトリーの転送

「ファイル転送」タスクを使用して、ファイルおよびディレクトリーを、 あるシステムから別のシステムに転送します。

この機能を使用すると、このタスクを完了するために IBM® Systems Director によって実行される各種アクションを示すパネルが表示される場合があります。 これらのパネルは自動的に終了するので、無視してかまいません。
注: 「使用可能」テーブルのナビゲートと処理について詳しくは、『テーブルのナビゲート』を参照してください。
重要:
  • 「ファイル転送」タスクは、一時点で 1 つのシステムに対してのみ使用できます。 ファイルを複数のシステムに、またはグループに転送することはできません。
  • ファイルはチャンク (大きい塊) として、管理サーバーおよび受信共通エージェントのキューを経由して 転送されます。 タイムアウト限界に達する前にキューによりチャンクが処理されないと、転送は失敗します。 この状態は、同じ共通エージェントで他のタスクを実行しているとき、またはキューがフルのときに発生する 可能性があります。 そのため、大容量ファイルの転送にこの機能を使用することはお勧めしません。

ファイルを転送するには、以下の手順に従ってください。

  1. 「リモート・アクセス・サマリー」ページで、「ファイル転送」をクリックします。 「ターゲット」ページが表示されます。
  2. 「追加」および「除去」ボタンを使用して、 ファイル転送のターゲットを選択し、システムを左の列 (使用可能) から右の列 (選択済み) に移動します。
    注: 「ターゲットの選択」ウィンドウには、ロックされているシステムは表示されません。
  3. 「OK」をクリックします。 「ファイル転送」ページが表示されます。
  4. 「ソース・ファイル・システム」ペインで、該当するディスク・ファイル・システムを展開します。 そのファイル・システムの内容が表示され、サブディレクトリーとファイルが示されます。
    注: 「ソース・ファイル・システム」ペインで矢印を クリックして、項目を選択することによって、ローカル (管理コンソール) と Director サーバー (管理サーバー) を 切り替えることができます。
  5. 「ソース」ペイン (ローカル・システムまたは管理サーバー) で、ソース・ファイルまたは ディレクトリーを見つけて強調表示します。
    注:
    • シフト・キーを押したまま、マウスで対象のファイルをクリックして、複数のファイルを選択します。 転送するグループの最後のファイルを選択したときに、マウス・ボタンを解放しないでください。 シフト・キーのみ解放し、一方マウス・ボタンは押したままで、 カーソルをターゲットの「ファイル・システム」ペインにドラッグします。
    • ワイルドカード機能を使用すると、「ソース・ファイル・システム」 または「ターゲット・ファイル・システム」ペインに表示されるファイルを フィルターに掛けることができます。 「ファイル転送」ウィンドウが開くと、デフォルトで「名前」フィールドに *.* と表示されています。
  6. 「ターゲット」ペイン (管理サーバーまたは選択したシステム) で、宛先ドライブおよびディレクトリーを見つけて強調表示します。
  7. 「アクション」 > 「ソース」 > 「ファイルをターゲットに転送」を 選択します。
関連概念
ファイル転送
関連タスク
ファイル、ディレクトリー、またはドライブの同期化
関連資料
「ファイル転送」ページ

目次