プログラムを開始する時刻指定アラーム

IBM® Systems Director が指定された時刻範囲内に指定されたイベントを受信しなかった 場合に のみ、指定のプログラムを開始します。 このイベント・アクションは、ハートビート・モニターによく似ており、機能の損失をモニターする際に 役立ちます。

要件
なし
結果
イベントは、このイベント・アクションを含むイベント自動化プランを起動します。 アクションが呼び出され、タイマーが開始されます。 タイマーの満了前に同タイプの別のイベントが受信された場合、それ以上は何も行われません。 ただし、タイマーが満了した 場合、このアクションは指定されたプログラムを管理サーバー上で開始します。
このアクションを使用して、繰り返し、または所定の時間内に、何かが発生するかどうかを確認する ことができます。 タイマーが満了してプログラムが開始された後で、この イベント・アクションのモニター・プロセスが停止します。

例えば、システムをモニターしてオフラインにすることができます。 システムが指定時間内にオンラインに戻らない場合、バックアップ・システムにフェイルオーバーできます。

注: また、タイマー値を 0 に設定することで、モニター・プロセスを停止することも可能です。 この機能は、イベント・アクションまたはイベント自動化プランを削除することなく、プロセスを 停止したい場合に便利です。
ヒント: 次のフィールドではイベント・データ置換変数を使用できます。すなわち、「時刻指定アラーム ID」「プログラム・ファイル名」、および「作業ディレクトリー」です。 詳しくは、『イベント・データ置換変数』を参照してください。
関連概念
ログ・ファイルに記録
イベントの変更および送信
ニュースグループへの通知 (NNTP)
数値ポケットベル呼び出しの送信
Tivoli Enterprise Console イベントの送信
IP ホストへの SNMP INFORM 要求の送信
NetView ホストへの SNMP トラップ信頼性の送信
IP ホストへの SNMP トラップの送信
イベント・システム変数の設定
イベントを生成したシステムでのタスクの開始
静的グループ: グループ・メンバーの追加または除去
静的グループ: イベント生成システムの追加または除去
イベントを生成する時刻指定アラーム
イベント・データ置換変数
関連タスク
イベント自動化プランでアクティブ化するイベント・アクションの作成
関連資料
「イベント・アクション・エディター」ウィンドウ: プログラムを開始する時刻指定アラーム

目次