イベント・アクションを起動するイベントの選択

イベント自動化プランでは、指定した 1 つ以上のイベントの発生についてモニターするために イベント・フィルターが使用されます。 このイベントが発生すると、イベント自動化プランは、1 つ以上のカスタマイズされたイベント・アクションで 応答します。

選択可能なイベントのタイプ、およびイベントをフィルターに掛ける方法は、大きく次の カテゴリーに分けられます。
  • 共通イベント・フィルター
  • 拡張イベント・フィルター

共通イベント・フィルターは、システム管理での共通の関心事であるイベントをモニターする 事前定義の単純フィルターです。 例えば、「ディスク」イベント・フィルターはハード・ディスク・イベントによって起動され、 「ファン」イベント・フィルターは任意のファン・イベントによって起動されます。 「イベント自動化プラン」ウィザードには共通のイベント・フィルターがいくつか用意されているため、一般的に必要と されるイベント自動化プランを素早く簡単に作成することができます。 イベント・フィルターについて詳しくは、『イベント・フィルター』を参照してください。

共通イベント・フィルターに含まれていない特定のイベントをモニターする場合は、 拡張イベント・フィルターを選択する必要があります。 追加のイベントを指定できるだけでなく、重複するイベントを受信したとき、イベントの特定数の インスタンスを時刻範囲内で受信したとき、または特定イベントを受信したが別のイベントを除外したい ときに起動される、より精緻なイベント・フィルターを作成することもできます。 特定のイベントの指定について詳しくは、『フィルターに掛ける特定イベントの選択』を参照してください。 イベント・フィルターについて詳しくは、『イベント・フィルター』を参照してください。
注: このタスクは IBM® Systems Director 起動タスク・プログラムを必要とします。 このプログラムを必要とするタスクを初めて使用するとき、このプログラムは自動的にインストールされます。 IBM Systems Director 起動タスク・プログラムに関して詳しくは、 『IBM Systems Director 起動タスク・プログラムの開始』を参照してください。

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