「イベント・フィルター・ビルダー」ウィンドウ: 「拡張属性」ページ
このページで、イベントのいくつかのカテゴリー (SNMP など) に関連付けることが可能な
追加のキーワードとキーワード値を使用して、フィルター基準を限定します。
このような追加のキーワードおよび対応する値は、イベントの拡張属性 と呼ばれます。
拡張属性は特に、フィルター基準をより低い詳細レベルに限定するために (例えば、特定の
システムから発信された 1 つ以上の値を分離するために) 役立つ場合があります。
以下の状況では、「拡張属性」ページでキーワードと値を指定することは
できません 。
- 複数のイベント・タイプを選択した場合、または
「イベント・タイプ」ページで「任意」チェック・ボックスが選択されている場合、
「拡張属性」ページは使用不可になります。
拡張属性を指定するには、イベント・タイプを 1 つだけ選択してください。
- 特定のイベント・タイプで「拡張属性」ページが使用可能であっても、キーワードがリストされて
いない場合、IBM® Systems Director サーバーはフィルターに使用できるキーワードを認識していません。
フィルター処理のために拡張属性を指定する場合、イベントは以下のフィルター基準を満たして
いなければなりません。
- 複数のキーワードを選択すると、受け取る値はすべて、選択されたすべてのキーワードのすべての
値に一致します。(ブール AND)
- 1 つのキーワードに複数の値を指定すると、受け取る値は、キーワードに指定されている
少なくとも 1 つの値に一致します。(ブール OR)
イベント・タイプは階層になっているため、イベントは、その親イベント・タイプの拡張属性と
同様に拡張属性を持っています。
例えば、イベント・タイプ「Director」>「トポロジー」>「オフライン」には、「Director」>「トポロジー」>「オフライン」および「Director」>「トポロジー」の拡張属性があります。
注: イベントが持つ拡張属性を判別するには、『イベント』でその特定のイベントに関する資料を参照してください。
フィールド
- 任意
- 特定の拡張属性をフィルターに掛けるかどうかを指定します。
デフォルトでは「任意」が選択されています。
特定のキーワードと値の組を選択するには、「任意」チェック・ボックスを
クリアする必要があります。
- キーワード
- フィルターに掛けるキーワードを指定します。
キーワードがリストされていない場合、IBM Systems Director サーバーは選択されたイベント・カテゴリーのキーワードを
認識していないか、または公開していません。
複数のキーワードを選択することができます。
- 値
- フィルターに掛けるキーワードの値を指定します。
複数の値を指定できますが、値の範囲を指定することはできません。
1 つのキーワードに複数の値を入力したい場合は、値を追加するたびに「追加」を
クリックしてください。
イベントの拡張属性が 1 つのキーワードの複数の値のフィルター基準に一致するかどうかを判別するには、
ブール OR 演算子を使用します。
複数のキーワードと値の組を入力する場合、イベントの拡張属性がフィルター基準に一致する (つまり、
すべてのキーワード値が true である) かどうかを判別するには、ブール AND 演算子を使用します。
- 大文字小文字の区別
- 指定したキーワード値を、大文字小文字の区別も含めてフィルターに掛ける場合に、このオプションを
選択します。
アクション
- 更新
- 選択されたキーワードと値の組の値を変更します。
以下の手順を使用します。
- キーワードと値の組を選択します。
- 「値」を選択して、対応する値を変更します。
- 「更新」をクリックして、変更を有効にします。
- 削除
- 選択基準として選択されているキーワードと値の組を削除します。