IBM® Systems Director には、作成した単純イベント・フィルターの他に、以下のような、事前定義された読み取り専用の単純イベント・フィルターが「イベント・フィルター」ページに用意されています。
注: 事前定義イベント・フィルターは、読み取り専用であり、変更することはできません。
ただし、事前定義フィルターをコピーして、そのコピーを変更することはできます。
詳しくは、『イベント・フィルターのコピー』を参照してください。
- すべてのイベント
- すべてのシステムで発生するイベントを処理します (ただし、Windows 固有のイベントおよび IBM i 固有のイベントは除きます)。
- 共通エージェント・オフライン
- オフラインになったときに 共通エージェントで生成されるイベントのみを処理します。
- クリティカル・イベント
- 重大度が「クリティカル」のイベントのみを処理します。
- 環境センサー・イベント
- 電圧や温度など、システム環境の状態に関連するイベントのみを処理します。
- 致命的イベント
- 重大度が「致命的」のイベントのみを処理します。
- ハードウェア障害予知機能®イベント
- 障害予知機能 PFA (Predictive Failure Analysis) がハードウェア・コンポーネントで検出された
ときに生成されるイベントのみを処理します。
- 通知イベント
- 重大度が「通知」のイベントのみを処理します。
- メモリー使用
- システムで現在使用可能なメモリーの可用性に関する変更が行われたときに生成されるイベントのみを
処理します。
- マイナー・イベント
- 重大度が「マイナー」のイベントのみを処理します。
- プロセッサー使用
- プロセッサー (CPU) の状態が変化したときに生成されるイベントのみを処理します。
- セキュリティー・イベント
- 特定のセキュリティー・プロトコルによって生成されるイベントのみ処理します。例えば、未定義のユーザー ID のためにログオンが失敗した、パスワードが正しくない、または有効期限が切れている、などです。
- ストレージ・イベント
- RAID 構成などのストレージ・コンポーネントで生成されるイベントのみを処理します。例えば、ストレージ・ボリュームまたはストレージ・プールの作成、変更、または破棄を行う場合があります。
- 不明イベント
- 重大度が「不明」のイベントのみを処理します。
- 警告イベント
- 重大度が「警告」のイベントのみを処理します。
これらの事前定義フィルターの一部では、イベントの重大度を
使用して、パススルー可能なイベントが決定されます。
その他のフィルターでは、特定タイプのイベントが対象になります。
これらの事前定義イベント・フィルターの 1 つを使用して、正しいイベント・タイプまたは
イベント重大度が確実に選択されるようにします。