イベントの変更および送信

初めにイベント自動化プランを起動したイベントを再送します。 このアクションは、イベントを再送する前に、ユーザーの指定に従って、イベント・データ (イベントの テキストや重大度など) を変更します。

要件
なし
結果
起動イベント、およびこのイベント・アクションが生成するイベントは、どちらもイベント・ログに 記録されます。 このイベント・アクションが生成するイベントには、元の起動イベントからのテキストと イベント・タイプが含まれます。
このイベント・アクションは、最初のイベントからの情報を含む 2 番目のイベントを送信する際に 使用します。 イベント・テキストは変更または追加が可能です。 また、イベントの重大度を変更することもできます。 一部のイベントの場合、この機能は、重大度レベルを高くしたいときに便利です。

例えば、IBM® Director エージェント・トポロジー・オフライン・イベントの重大度は、デフォルトでは「通知」です。 クリティカル・イベントをフィルターに掛けるためにイベント自動化プランを作成し、 トポロジー・オフライン・イベントをクリティカル・イベントとして取り扱いたい場合、この イベント・アクションを使用して、当該イベントの重大度を変更することができます。 IBM Director Agent エージェント・トポロジー・オフライン・イベント用に単純フィルターを作成してください。 次に、「イベントの変更および送信」イベント・アクションを使用して、イベントを再送し、 同時に「新規イベント重大度」フィールドで重大度を「クリティカル」に 変更します。 これで、クリティカル・イベント・フィルターはイベントをキャッチし、所定のアクションがイベント自動化プランに よって実行されます。

注: イベント・データ置換変数を使用して、新規イベント・テキストにイベント・データ情報を組み込みます。 詳しくは、『イベント・データ置換変数』を参照してください。また、詳細スロット設定もイベント・データ置換変数を受け入れます。ただし、イベント・データ置換変数を詳細スロット設定で使用する場合、正しく行わなければエラーが発生する可能性があります。
関連概念
ログ・ファイルに記録
ニュースグループへの通知 (NNTP)
数値ポケットベル呼び出しの送信
Tivoli Enterprise Console イベントの送信
IP ホストへの SNMP INFORM 要求の送信
NetView ホストへの SNMP トラップ信頼性の送信
IP ホストへの SNMP トラップの送信
イベント・システム変数の設定
イベントを生成したシステムでのタスクの開始
静的グループ: グループ・メンバーの追加または除去
静的グループ: イベント生成システムの追加または除去
イベントを生成する時刻指定アラーム
プログラムを開始する時刻指定アラーム

目次